エアコンにはいろいろと機能がついているものも多くあり、「お掃除機能付きエアコン」というものが存在します。
お掃除機能付きエアコンとはどんなものなのか?ひょっとすると自分が普段使っているエアコンもお掃除機能付きなのでは?などの疑問もあると思います。
そこで今回はお掃除機能付きエアコンの見分け方であったり、気にかけておきたい注意点などを紹介したいと思います。
お掃除機能付き(自動洗浄)エアコンの簡単な見分け方とは?


(ママ)
まずはお掃除機能付きエアコンの見分け方を紹介します。
ひょっとすると「通常エアコンだと思っていたけどお掃除機能付きエアコンだった」ということもあるかもしれません。
確認するポイントは全部で3つありますので、順番に見ていくことにしましょう。
エアコン本体の奥行をチェックする
まずはエアコン本体の奥行をチェックするようにします。通常タイプのエアコンは奥行が薄いのに対して、お掃除機能付きエアコンは奥行が厚いのが特徴です。
ただ最近のお掃除機能付きエアコンは奥行が薄いものもありますので、見た目だけですべてを判断するのは難しい部分もあります。
パネルをあけて中を見る
お掃除機能付きエアコンを見分けるには、パネルをあけて中を見るのが一番手っ取り早くて確かな方法になります。
パネルをあけると通常タイプエアコンはフィルターが見えるのに対して、お掃除機能付きエアコンの場合はお掃除ロボットとダストボックス(ごみを捨てるための箱)がついているので一目瞭然です。
「パネルをあけたときに複雑な作りになっていたらお掃除機能付きエアコンの可能性が高い」と言えます。
リモコンをチェックしよう
最後はリモコンでチェックする方法です。リモコンを見て、「フィルターおそうじ」「手動掃除」などの文言があった場合はお掃除機能付きエアコンです。
ただ気を付けなければいけないのは、「内部クリーン」という文言です。これはお掃除機能という訳ではなくて、エアコン内部を乾燥させてカビの増殖を防ぐ機能となります。
ですのでリモコンに内部クリーンという文言があってもお掃除機能付きエアコンという訳ではないので注意が必要です。
- エアコン本体に奥行がある
- パネルを開けるとお掃除ロボットとダストボックスあり(作りが複雑)
- リモコンに「フィルターおそうじ」「手動掃除」などの文言がある
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お掃除機能付きエアコンの気にかけておきたい注意点


(ママ)
お掃除機能付きエアコンですが、気にかけておきたい注意点が存在します。
結論からいうと「お掃除機能つきエアコンだとしてもエアコン内部にカビが生えてしまうので、掃除が必要」ということです。
エアコン内部はキレイにならない
お掃除機能付きエアコンですが、自動で掃除してくれるのはフィルター部分だけで熱交換器があるエアコン内部は対象外となります。つまりエアコン内部は自動で掃除されないのです。
「お手入れは吹くだけ」といった文言でセールスされていたりしますが、実際はフィルター部分のみの掃除となり、エアコン内部はキレイにならないので注意が必要です。
内部にはカビが生えてしまう
お掃除機能付きエアコンが自動で掃除してくれるのはフィルター部分だけなので、熱交換器のエアコン内部にはカビが生えてしまいます。
もしもカビが生えたままエアコン運転を続けると部屋中にカビ菌が飛び散ってしまい、最悪の場合いろいろな健康被害が生じてしまうので注意が必要です。
1年に1回は掃除を忘れずに
「掃除してくれるから自分では何もしなくても大丈夫」と思いがちですが、決してそんなことはありません。
カビの被害を最小限に食い止めるために、最低でも1年に1回はエアコン掃除を行うようにしましょう。(値段も手ごろなのでおそうじ本舗が一番おすすめ)
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お掃除機能付きエアコンの自動クリーニング機能はフィルターのみ
→内部はクリーニングされないので、自分で掃除をする必要がある
ちなみにお掃除機能付きエアコンの汚れを放置すると、アレルギー症状、悪臭、ガンや食中毒に繋がることがあり危険です!(お掃除機能付きエアコンだとしても安心してはいけない)
思い立ったときが吉日と言いますし、もしも1年以上掃除をしていない場合は、この機会に業者に依頼してエアコン掃除をしてもらいましょう!
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お掃除機能付きエアコンの特徴


(ママ)
そもそもお掃除機能付きエアコンとはどういったエアコンなのでしょうか?その特徴を見ていくことにしましょう。
フィルターを自動洗浄してくれる
お掃除機能付きエアコンとは、フィルターを自動で掃除してくれる機能がついたエアコンです。
フィルター部分はホコリが溜まりやすく、二週間に一回程度は掃除をしたほうがいいのですが、フィルター部分を自動で掃除してくれるのでフィルター掃除をしなくても大丈夫です。
現在販売されているエアコンの約7割はお掃除機能付き
お掃除機能付きエアコンは、フィルター掃除をする手間が省けるので、とても人気も高いです。
現在家電量販店などで販売されているエアコンの約7割もの機種がお掃除機能付きエアコンとなっています。
本体は通常よりも4万円ほど高い
自動でフィルター掃除を行ってくれるお掃除機能付きエアコンですが、エアコン本体の値段はその分高めになる傾向があります。
メーカーや機種にもよるのですが、通常よりも4万円ほど高くなることが多いです。
ただエアコンは頻繁に買うものではなく、フィルターを自動でキレイにしてくれて掃除の手間が省けるので、多少高くてもお掃除機能付きエアコンを選ぶ人が多い傾向にあります。
お掃除機能付きエアコンの手入れについて


(ママ)
それではお掃除機能付きエアコンの手入れについてみていくことにしましょう。
表面は自分で拭こう
エアコンの表面にホコリなどの汚れが目立ってきたときには、定期的にタオルで表面をキレイに拭いてあげましょう。
とくにエアコンをつけていると部屋の中をホコリが舞いやすくなるので、定期的に換気も行えるといいですね。
エアコン内部の掃除は業者に依頼しよう
お掃除機能付きエアコン内部の掃除は自分でやろうとせず、業者に依頼したほうがいいです。理由としては、以下の通りです。
分解・組み立ての難易度が高いため
お掃除機能付きエアコンは作りが複雑ですので、分解するのも一苦労です。
またもしも分解できたとしても、組み立て出来なくなる場合があります。
故障の原因となってしまうため
お掃除機能付きエアコンを分解・組み立て・洗浄するとき、触れてはいけないところに触れてしまい故障に繋がってしまうことがあります。
漏電の恐れがあるため
もしも電気が通る部分を誤って洗浄してしまったときには、漏電に繋がってしまうことがあります。
上記のような理由から、業者に依頼することを、強くおすすめします。
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所要時間はどのくらい?
業者に依頼した場合、通常のエアコンであれば所要時間の目安は約90分となります。
ただお掃除機能付きエアコンは作りが複雑で、組み立てや洗浄に時間がかかることから、約180分ほどクリーニングに時間がかかることが一般的です。
費用はどのくらい?
お掃除機能付きエアコン掃除には、プロフェッショナルな技術が必要となり時間も長くかかるので、通常エアコンと比べて費用は高めに設定されていることが多いです。
業者にもよりますが、大体プラス1万円、といったところになります。
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1年以上エアコン掃除をしてないならすぐに業者に依頼しよう
エアコン内部にカビが繁殖すると、風に乗って食べ物にもカビ菌が付着し、病気に繋がってしまうこともあります。
もしもお掃除機能付きエアコンの内部に掃除を1年以上行っていないなら、すぐに業者に依頼してキレイにしてもらいましょう。
おわりに
いかがでしたか。お掃除機能付きエアコンの見分け方であったり、お掃除機能付きエアコンであってもエアコン内部は掃除されないことなど、いろいろと新しい発見があったかと思います。
お掃除機能付きエアコンは内部も含めてすべての掃除をしてくれると一般的に思われているので、エアコン掃除が疎かになりがちな傾向があります。
ただそんな中でもエアコン内部にはカビが繁殖します。そしてカビが生えたままエアコンを使い続けると、大きな病気に繋がってしまうこともあります。
お掃除機能付きエアコンだからといってエアコンの手入れを怠ることなく、しっかりと手入れをして、快適なエアコンライフを送っていただけたらと思います。
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