お風呂は毎日使う場所でもあり、カビや水垢といった汚れも溜まりやすいので、毎日しっかり掃除している方も多いと思います。
ですが、お風呂掃除をする時は注意しないと、色々と危ない事に繋がってしまうリスクもあるのです。
そこで今回の記事では、お風呂掃除中に起こってしまう可能性のある危険を解説すると共に、その危険を回避する為の方法についても紹介していくので、ぜひ最後までご覧になって浴室掃除をする時の参考にして下さい!
【危険!】自分でお風呂掃除をする時に注意する事
お風呂掃除中の転倒による怪我の危険
お風呂掃除中の事故で最も多いのが、転倒事故です。
清掃中に使っている洗剤で滑ってしまったり、入浴後にそのまま掃除をしようとしたら、床に残っていた水分や石けんの残りで滑りやすくなっていて、転んでしまったという場合があります。
また、浴室の天井など高い部分の掃除をしようとして、浴槽の縁に足をかけていたり、脚立を使って掃除をしていたら転倒してしまったというケースもあり、その場合は床で滑ってしまうよりも骨折などの大怪我に繋がるリスクが非常に高いので、特に注意が必要です。
濡れて滑りやすくなった浴槽の縁
塩素系と酸性の洗剤を混ぜると危険な有毒ガスが発生
塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生してしまいます。
この塩素ガスを吸い込んでしまうと、目やのどに痛みを感じ、頭痛や吐き気などの様々な症状が現れ、最悪の場合は呼吸困難などの命に関わる症状によって、死に至る場合があり非常に危険です。
洗剤には「まぜるな危険」という表記がありますが、塩素系の洗剤を使ってお風呂掃除をした後に、洗剤を洗い流し忘れてそのまま酸性の洗剤を使ってしまい、塩素ガスが発生してしまうというケースの事故があります。
塩素ガスの特徴は強烈な刺激臭で、空気よりも重く床など低い所に溜まるので、もしもお風呂掃除中に刺激臭を感じたら素早く立ち上がり、急いで換気をしてその場を離れて下さい。
素材に傷が残ったり破損してしまうリスクも
浴室にこびりついた頑固なカビや水垢がなかなか落ちなくて、頑張って落とそうと固いブラシやタワシなどを使って力いっぱい磨いている場合、それが原因でお風呂場に傷がついたり部品が破損してしまうリスクがあります。
お風呂場に傷が出来るとその部分にカビや汚れが入り込んでしまい、そうなると浴室掃除をしても汚れを完璧に落とせなくなってしまう場合があるので、掃除をする時は部品の傷や破損に気を付けながら、やわらかいスポンジなどで掃除をするようにしましょう。
お風呂掃除中の危険を回避する方法
バスシューズやフロアワイパーを使い転倒の危険を防ぐ
お風呂掃除中の転倒事故を減らすには、お風呂場で滑らない為の対策をする必要があります。
その対策で一番効果的なのは、お風呂掃除をする時はバスシューズを履いて掃除を行う事です。
バスシューズには色々な種類がありますが、裏側が平面になっているよりも凹凸があったり、メッシュ加工がされているバスシューズを選ぶ事でさらに滑りにくくなります。
また、天井などの高い箇所を掃除する時は、浴槽の縁に足をかけたりせずに、フロアワイパーなどを使って掃除をする事で、転倒してしまう危険を減らす事が出来るのでおすすめです!
1度の掃除で使う洗剤は1種類にして有毒ガスの危険を回避
塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざってしまう危険を防ぐには、1度の浴室掃除で使う洗剤をどちらか片方にするのが一番安全です。
塩素系の洗剤はカビなどの汚れに効き、酸性の洗剤は水垢などを落とすのに効果的でそれぞれ効き目も異なりますが、例えば今日塩素系の洗剤を使ってカビ落としをしたら、酸性の洗剤を使って水垢の掃除をするのは翌日以降に行うなどの対策をしましょう。
そうする事で、うっかり洗剤を流し忘れて混ざってしまい、有毒ガスを発生させてしまうという危険な事故を防ぐ事が出来ます。
また、「浴室クリーニングの頻度とは?1日5分の簡単お風呂掃除方法も解説」の記事では、洗剤を使わずにスポンジとゴム手袋を用意するだけで毎日行える簡単な掃除方法についても紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。
浴室クリーニング業者にお風呂掃除を依頼すれば危険もなく安全
自分でお風呂掃除をする時に、転倒などの危険を回避する方法について紹介してきましたが、それでも不安が残ってしまう場合は、プロに浴室クリーニングを依頼するのもおすすめです!
浴室クリーニング業者に依頼すれば、自分が危ない目に遭ったり怪我をする心配もありませんし、プロは豊富な知識や経験があるので、以前カジメモ編集部が浴室クリーニングを依頼した時も、危険を回避して安全にお風呂を綺麗にしてくれました!
浴室クリーニング前と後の違いが一目瞭然!
また、プロは高い技術力や、業務用の洗剤を使って掃除をしてくれるので、力いっぱい汚れを落とそうとして浴室や部品に傷がついてしまうという心配もありません。
やわらかいスポンジで鏡を傷付けずに磨いてくれた
\ ユアマイスターを使ってみる /
お風呂掃除の危険を知り事前に回避!不安な場合はプロに依頼もおすすめ!
今回は、お風呂掃除の時に起こってしまう可能性のある危険について解説しました。
浴室を掃除する時は、洗剤や床に残っている水分などで滑って転倒してしまったり、塩素系と酸性の洗剤を混ぜてしまう事で有毒ガスが発生したり、固いブラシで部品に傷がついてしまうリスクなどがあるので注意が必要です。
こういった危険を避ける為には、バスシューズやフロアワイパーを用意して、1度の掃除で使う洗剤は1種類のみにするなどの対策をするといいでしょう。
また、様々な危険回避の為に浴室クリーニング業者に依頼するのもおすすめです!
浴室クリーニング業者なら知識や経験も豊富なので、危ない事に繋がる心配もありませんし、高い技術で素材を傷付けずにお風呂場を綺麗にしてくれますよ!