エアコンにはさまざまな汚れがありますが、その中には油汚れが付着してエアコンがベタベタになってしまう事があります。
エアコンにカビやほこりが溜まってしまうというのはよく聞くと思いますが、なぜ油の汚れまで溜まってしまう事があるのでしょうか？
そこで今回は、エアコンに油汚れがついてしまう原因を説明しつつ、エアコンが油汚れでベタベタにならない為の対策や、頑固な油汚れを落とすエアコンの掃除方法についても解説していきます！
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＼ 【2024年12月20日更新】 ／
エアコンに油汚れがついてしまうのは何が原因？
料理中の油がエアコンに付着
エアコンに油汚れが付着してベタベタになってしまう原因の中で最も多いのが、料理で使った油が空気中に拡散して、その空気をエアコンが吸い込んでしまい、それによってエアコンの内部に油汚れがどんどん溜まっていってしまう事です。
特に、キッチンとエアコンのある部屋が同じだったり隣接していた場合、その分油汚れがエアコンに溜まりやすくなってしまうので注意する必要があります。
タバコのヤニによる油汚れ
キッチンとエアコンのある部屋が離れているのに、エアコンに油汚れが付着してしまっている場合、もしもご家族にタバコを吸われる方が居たらタバコのヤニ汚れが原因かもしれません。
ヤニ汚れは植物性油脂なので、エアコンのある部屋でタバコを吸っていると、ヤニによってどんどんエアコンにベタベタの油汚れが溜まっていってしまいます。
人やペットの汗をエアコンが吸い込む
キッチンとエアコンのある部屋が同じではなく、タバコも吸わないのにエアコンに油汚れが付着している場合は、人やペットがかいた汗をエアコンが吸い込み、その汗が原因で油汚れが溜まっている場合もあります。
汗が原因で油汚れが溜まってしまう割合は、料理の油やタバコに比べれば少ないですが、夏場や部屋で筋トレなどのトレーニングをしていると発汗もしやすく、その時にかいた汗が少しずつエアコンに油汚れとして溜まっていってしまうので、こまめに部屋を換気するようにしましょう。
エアコンの換気の必要性については、「エアコンで換気はできないって本当？エアコンの換気の必要性を解説！」の記事で詳細を解説していますので、こちらも併せてご確認ください。
頑固な油汚れを落とすエアコンの掃除方法
フィルターの油汚れを掃除する
油汚れが気になった時は、まずはフィルターの掃除から行ってみましょう。
フィルターは空気が吸い込まれる場所なので、その分油汚れもつきやすくなっています。
多少の汚れなら通常の洗浄でも大丈夫ですが、油汚れが酷い場合は、ぬるま湯に重要を大さじ7杯ほど溶かし、そこにフィルターを浸けて2時間程放置してみましょう。
放置した後はフィルターを取り出し、ブラシなどで軽く磨いて洗い流す事で、ベタベタの頑固な油汚れも落ちやすくなります。
また、フィルターの詳しい洗い方については「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」の記事で詳しく紹介しているので、こちらをチェックしながらフィルター掃除にチャレンジしてみましょう！
カバーや吹き出し口の油汚れはアルカリ性の洗剤で拭き取る
エアコンのカバーや吹き出し口に付着している油汚れは、雑巾に洗剤を染み込ませて拭いていきましょう。
その際に使用する洗剤ですが、油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使う事をおすすめします。
プロの業者が使用する業務用のアルカリ性洗剤
自分でエアコンを分解して内部まで拭こうとすると故障の原因に繋がるので、エアコンの表面で油汚れが気になる所のみを拭いていき、一通り拭き終わったら水拭きで残った洗剤を拭き取って下さい。
そして仕上げに送風運転を行いながら、乾拭きでエアコン本体についている水分を丁寧に拭き取っていきましょう。
「5年掃除してないエアコンをプロにクリーニングしてもらった体験談！」の記事では、エアコンクリーニング業者にヤニの油汚れを清掃してもらった時の体験談を紹介しています。プロがアルカリ性の洗剤を使う事でどれだけ油汚れが落ちたのかが分かるので、ぜひこちらの記事も参考にしてみて下さい！
また、ご家庭でご自分で掃除をしたい場合は、「エアコン掃除の洗剤は何を使えばいい？掃除方法も大公開！」の記事に洗剤の種類や特徴の記載がありますので、こちらも併せてご確認ください。
エアコン内部の油汚れはエアコンクリーニングを依頼
フィルターやエアコンカバーに付着した油汚れのベトベトは自分で掃除する事が出来ますが、エアコン内部に溜まった油汚れを自分で掃除するのは故障や発火してしまう可能性もあり、とても危険です。
その為、エアコン内部の油汚れはエアコンクリーニング業者に掃除してもらうようにしましょう。
エアコンクリーニング業者に依頼すれば、業務用の洗剤や高圧洗浄機を使って、エアコン内部の油汚れまでしっかりと洗い流してくれます！
エアコンクリーニング業者に頼んでも落ちない汚れがあるのかについてはこちら
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エアコンに油汚れをつけない為の対策は？
エアコンに油汚れがついてベトベトになってしまう原因と、油汚れに効果的な掃除方法について解説してきましたが、何も対策をしないとエアコン掃除をしてもまたすぐに油汚れがついてしまうので、ここでは油汚れを溜めない為の対策について紹介していきます！
料理をする時は換気扇をつける
エアコンに油汚れが付着してしまう１番の原因は、料理の油をエアコンが吸い込んでしまう事なので、料理中は換気扇を回して油や煙を部屋に拡散させないようにするのが最も効果的です。
換気扇の吸い込みが悪かったら、換気扇フィルターも掃除するなどして換気の効率を下げないようにしましょう。
料理中はエアコンを切るか風量を下げる
料理中は換気扇を回すのと同時に、出来るだけエアコンの電源を切っておきましょう。
エアコンは部屋の空気を吸い込み、その空気を冷たくしてから再度部屋に放出する仕組みになっている為、電源をオフにしておけば空気中に拡散した油を吸い込む事もありません。
ですが、エアコンが必要ない季節なら電源を切っておく事も出来るでしょうが、夏にエアコンをつけずに料理するのは熱中症などの危険もあるので、その場合はエアコンの風量を弱にする事も効果的です！
風量を弱に設定しておけば、エアコンが吸い込む空気の量を減らす事が出来るので、その分内部に油汚れが付着しにくくなります。
エアコンがある部屋でタバコを吸わない
エアコンのある部屋でタバコを吸ってしまうと、ヤニによる油汚れがエアコンに付着して真っ黒になってしまうので、タバコを吸う場合はベランダや庭など出来るだけ外で吸うようにすると良いでしょう。
フィンに付着したヤニ汚れの掃除前と掃除後の違い
家にベランダや庭が無い場合は、窓を開けて窓際で吸うようにすると換気にもなりますし、ヤニ汚れを防ぐのにも効果的です。
エアコンに油汚れをつけない為にも料理中やタバコのヤニに注意！
今回は、エアコンに油汚れがついてベトベトになってしまう原因について解説しました！
エアコンに油汚れが付着する１番の原因は料理の油なので、料理中は換気扇を回したりエアコンの電源を切るなどの対策が必要です。
また、エアコンのある部屋でタバコを吸っていると、ヤニによって油汚れが付着してしまうので、タバコはベランダや庭で吸うようにしましょう。
フィルターやエアコンカバーなどに付着した油汚れは自分で掃除をする事も可能ですが、ベタベタの油汚れは頑固でなかなか落ちない為、自分では完璧に落としきれなかったり、エアコン内部の汚れも綺麗にしたい場合は、エアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
エアコンクリーニング業者に依頼すれば、どんなに頑固な油汚れでも、業務用の洗剤や高圧洗浄機を使って綺麗に落としてくれますよ！
