最近エアコン掃除を行っていなくて、フィルター部分にほこりが溜まっていたりしないでしょうか?
もしもそうした状態になっているとしたら、要注意なエアコンと言えます。
なぜ要注意なのか?今回はエアコンのほこりが与える影響について紐解いていきたいと思います。
エアコンのほこりはどんな影響があるのか?
上記は約2年間に渡ってエアコン掃除をせずに利用していたエアコンフィルターの写真です。かなりほこりが付着しているのがわかりますね。
まずは、エアコンのほこりはどんな影響があるのか?を見ていくことにしましょう。


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一番大きな影響は人体への影響
ほこりがもたらす一番大きな影響は、人体への影響です。
ほこりが溜まる▶カビが生える▶風に乗ってカビが吸う▶人体に影響
といった流れで、人体に影響を及ぼしてしまいます。
代表的な症状は以下の通りです。
アレルギー性鼻炎になる
カビ菌を吸い込むとくしゃみが止まらなくなるアレルギー性鼻炎になることがあります。サラサラした鼻水が出るのが特徴です。
エアコンをつけたときにくしゃみがやたら出る場合は、エアコンのほこり(カビ)を疑った方がいいでしょう。

喘息
ほこりやカビを吸い込むと、喘息の症状が出てしまうこともあります。何度も咳が出てしまう症状です。
咳が止まらなくなったときは、「エアコンでアレルギーに?冷房時に咳が止まらない人の対処法!」を参考にして対処しましょう。
とくに梅雨の時期は喘息の症状が出やすいと言われています。

アトピーが悪化する可能性も
ほこりなどのハウスダストは、アトピーを持っている方に良い影響を与えません。
アトピーを持っている場合、ハウスダストが皮膚に付いたりハウスダストを吸い込んだりすると症状が悪化してします。
ほこりなど、ハウスダストの多い環境はアトピーが悪化する原因にもなるでしょう。
アトピーを持っている人は、ハウスダストに気を付けてください。
ガンや食中毒
ほこりが原因となって生えてしまったカビが原因で、ガンや食中毒に繋がることがあります。
カビ菌には発がん性のあるものが含まれている場合があったり、胃腸に害を与えてしまうものがあります。
たかがほこりやカビと油断せずにいたいところです。

その他の影響
ほこりが与える影響は人体に対してだけではなく、他にもいろいろあります。
電気代が高くなる
まずエアコンにほこりが溜まると、「エアコン掃除で電気代が安くなる?驚異の節約術!」でも紹介されているとおり、電気代が高くなってしまいます。
ほこりが詰まることで内部の熱交換器が多くの電力を消費することになるので、電気代が高くなってしまうのです。
場合によっては20%近く電気代が高くなってしまうこともあります。

故障の原因
ほこりが溜まったままエアコンを利用し続けると、故障の原因になってしまうこともあります。
エアコンのモーターに過剰負荷がかかってしまうためです。
ですのでもしもエアコンにほこりが溜まり始めた場合には、すぐにエアコン掃除を行った方がいいでしょう。
こんなエアコンは要注意


(ママ)
次はこんなエアコンは要注意!というエアコンを紹介しておこうと思います。
もしも1つでも当てはまる場合はいろいろと悪い影響が出てしまう可能性があるので、注意が必要です。
フィルターがほこりまみれのエアコン
まずはエアコン本体のカバーをあけて、フィルターを確認してみて下さい。
ほこりがぎっしり詰まっていて、網目が見えない状態になっていたら要注意なエアコンといえます。
ちなみに実際にカジメモ編集部でも約2年間掃除をしていないエアコンのフィルターをチェックしてみました。
かなりほこりが詰まっているのが分かりますね。
フィルターがこのくらいの状態になっていたら、エアコン内部もほこりまみれになり、カビなどの汚れで一杯になっていると考えられます。
もしもフィルター掃除を行っていなかった場合は、「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」を参考にしてフィルター掃除を行いましょう。
ちなみに上記の写真は極端な例ですが、フィルター部分に目で分かる程度のほこりが溜まっていたら危険な状態と考えた方がいいでしょう。
なお「エアコン掃除を長年していない主婦が絶対必要と感じた体験談」でも紹介されているのですが、放置を続けると悲惨な状態に繋がる可能性があるので、注意が必要です。

カビのニオイがするエアコン
もしもエアコンをつけたときにカビ臭いニオイがした場合も要注意です。カビ臭いというのは、いわゆる雑巾のような臭いです。
ちなみにカビ臭くなるのも実はほこりがそもそもの原因です。ほこりがエサになり、カビが繁殖してしまうのです。
また次の章で詳しく解説しますが、エアコン内部のカビは本当に多くの悪さをしてしまいますので、注意が必要です。
一年以上掃除していないエアコン
「エアコンクリーニングは必要?1年掃除してないエアコンで検証!」で紹介されているような、一年以上に渡り掃除を行っていないエアコンも危険信号と言えます。
とくにエアコン表面だけでなく内部はほこりやカビなどでかなり汚れている可能性があります。
フィルター部分がそれほど汚れていなかったとしても、注意した方がいいでしょう。

全然効かないエアコン
効きが悪いエアコンも、危険なエアコンといえます。
エアコンの効きが悪いということは、内部がほこりやカビまみれになっている可能性があるからです。
放置すると「エアコンの汚れを放置するデメリットとは?」で紹介されているようなデメリットがありますし、汚れを吸い込むと思わぬ影響が出てしまうこともあるので注意が必要です。
以上ここまで4つの要注意エアコンを紹介しました。
ちなみにここで1つポイントがあり、要注意と紹介したエアコンはすべて「ほこり」が絡んでいるということです。
ほこりが起点となって、カビが繁殖してしまったり効きが悪くなったりしているのです。
ここがポイント
要注意エアコンはすべて「ほこり」が絡んでいる

クーラーのほこりをすべて取り除こう
ここまでエアコンのほこりが与える影響について解説してきました。ほこりを放置したままにしていると、いろいろな不具合が生じることを理解していただけたかと思います。
とくに人体に与える影響は本当に大きいので、もしもほこりで汚れている場合には、すぐにエアコン掃除に取り掛かりましょう。


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フィルター掃除について
まずはフィルターについたほこりを取り除きましょう。エアコンに詳しくなくても、簡単に行うことが出来ます。
なお「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」を参考にしてやると、やりやすいと思います。

エアコン内部の掃除について
次にエアコン内部の掃除についてですが、「はじめての方必見!エアコンクリーニング業者の選び方」の記事を参考にして業者に依頼するのが絶対的にオススメです!
今回カジメモ編集部でも実際にエアコン掃除業者に依頼して、ほこりを取り除いてもらうことにしました。
手際よくエアコン内部のほこりを取り除いていってくれます。
そして以下の写真のとおり、掃除前はほこりがびっしり詰まっていた部分もびっくりするくらいキレイにしてもらうことが出来ました。
ほこりがしっかり取り除けているのが分かりますね!


ちなみにこの体験を通して、エアコン掃除業者に依頼するメリットと感じたのは以下の通りです。
素人では手が回らない細かい部分もキレイにしてくれる
エアコンクリーニング業者スタッフは、素人では手が回らない部分までキレイに掃除してくれます。
素人が中途半端にやってしまうと逆にほこりやカビが舞ってしまうこともありますが、そうした心配をしなくても大丈夫です。
高圧洗浄機のパワーがすごい
素人だとどうしてもほこりやカビが残ってしまう箇所も、プロが使う高圧洗浄機であれば威力が隅々までいきわたり、汚れを根こそぎ取り除いてくれます。
故障の心配がない
プロフェッショナルな業者スタッフはエアコンのことを知り尽くしているので、故障の心配がありません。
素人であれば組み立て方法が分からなかったり、触れてはいけない線に触れてしまうことで故障に繋がることがありますが、そのようなことがなく安心です。
これらの理由から、エアコン内部のほこりやカビを取り除くには、エアコンクリーニング業者に依頼するといいでしょう。
もしも自分で行おうとすると、漏電により火災に繋がったり、感電によって命に関わることになってしまうことがあります。
このような理由から、エアコン内部を自分で掃除するのは絶対にやめて、業者に依頼するようにしましょう。

今後エアコンにほこりを溜めないために
それでは最後に今後エアコンにほこりを溜めないために出来る対策を紹介したいと思います。


(ママ)
ほこりが舞わないようにする
まずはほこりの要因となるものにバタバタ触らないようにしましょう。
ほこりの要因になるのは、例えば、洋服、布団、ティッシュ、寝具、布製ソファー、カーペット、カーテンです。
これらに必要以上にバタバタ触れると、ほこりがどんどん舞ってしまいます。
ですので優しくソフトに触れるなどして、ほこりが舞わないようにしましょう。
定期的に部屋の換気をしよう
定期的に換気をしてほこりを外に出さないと、あっという間に部屋の中はほこりで埋め尽くされます。
ですので、出来れば毎日5分程度は換気するようにして、ほこりを蓄積しないようにしたいところです。
ほこり取りフィルターを使う
エアコンのほこり取りフィルターを使うのも一つの手です。
ほこり取りフィルターは本体に貼るだけでほこりや花粉などを臭いも予防してくれます。
ほこり取りやフィルター掃除の手間が省けるというメリットもあるので、フィルター掃除などの手間の事を考えると効率良く使える道具になってます。
おわりに
いかがでしたか。今回は、どんなエアコンが要注意なのか?と、エアコンのほこりが与える影響を紹介しました。
エアコンのほこりは仕組み上、どうしても溜まってしまうものです。ただほこりを放置すると、人体に影響が出たりと多くのデメリットが生じてしまいます。
もしもいま使っているエアコンがほこりまみれになっている場合は、すぐに業者に依頼してエアコン掃除を行ってもらうようにしましょう。
なお、「エアコンクリーニングで最寄りの人気店舗」を利用することで簡単に人気店舗を見つけることができるので、ぜひ活用してみて下さい。
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