夏前にエアコンをつけると、カビ臭いニオイがして困った経験はないでしょうか?
そんな場合にはエアコン内部にはカビが発生してる可能性が高いので、放置してると大変危険です。
そこで今回は、なぜエアコンにはカビが生えるのかを紐解いていくとともに、カビが生えないようにするための対策を紹介したいと思います。
エアコンにカビが生える原因はなに?
そもそも、なぜエアコン内部にはカビが生えてしまうのでしょうか?ここではエアコン内部にカビが生える三大理由を紹介したいと思います。
エアコンにカビが生える三つの原因
じめじめと湿度が高いため
カビはじめじめと湿度が高い場所を好みます。とくに湿度が80パーセントを超えるとカビは一気に繁殖します。
東京でいうと6月~9月ごろにエアコンの冷房を利用しているとき、エアコン内部は湿度が高くなる傾向がありますので、エアコンには自然とカビが生えてしまいます。
ホコリや汚れがあるため
カビはホコリや汚れが大好きです。
エアコンの中身をのぞくと、ホコリや様々な汚れ、タバコの煙などが充満しています。カビはこれらのものをエサとするので、カビは増殖を続けてしまいます。
ちなみにカビが繁殖しないようにするには、部屋の中を衛生的にキレイに保っておく必要があります。
温度が適温なため
カビが一番繁殖しやすい温度は20℃~35℃くらいです。
エアコン内部の温度はちょうどこの範囲内にありますので、カビとしてはとても過ごしやすい場所になり、繁殖します。
このように「湿度、ホコリや汚れ、温度」という三拍子が揃ったときに、カビは一気に増殖します。
とくに冷房をつける夏場には、この条件が満たされやすくなります。
定期的に部屋の換気を行うことで少しは改善を見込めますが、仕組み上エアコンにカビが生えてしまうのは、仕方ないことと言えると思います。
又、エアコン内部は梅雨の時期は特に湿度が高くなってしまいます。
梅雨の時期のエアコンの上手な使い方などについては、「梅雨時期のエアコンの上手な使い方と困った時の対処法を紹介」に記載していますので是非、チェックして役に立てて下さい。

エアコンでカビが発生しやすい場所はどこ?
エアコンの中でカビが発生しやすい場所は、「送風ファン」「ドレンパン」「フィン」などの主に内部と言われています。
エアコンのカビの発生源はドレンパンのことが多いと言われており、エアコンには空気の温度を変える熱交換器が付いています。
その熱交換器によって結露ができ、水滴に変わります。
水滴はホースで外に出されますが、水滴の受け皿の役割がドレンパンでドレンパンは濡れた状態が続くため、カビが繁殖しやすくなります。
発生したカビは送風ファンにも広がり、更に徐々に吹き出し口のフィンへと繁殖を広げていきます。
エアコン内部にカビが生えている現状を公開
エアコンの吹き出し口を見ると、カビの黒い斑点がついていたり、異臭を感じることはないでしょうか?
もしも1年以上エアコン掃除をしていないなら、エアコン内部にカビが生えている可能性が高いです。
カビはどんな感じで生えているのか?
早速ですが、エアコン内部にカビが生えていると言っても、一体カビはどんな感じで生えているのか想像できない場合もあるかと思います。
そこで、実際に写真を見たほうがイメージが沸くと思いましたので、画像を準備しました。
ちょっと衝撃的かもしれませんが、ご覧下さい。
以下が実際にエアコン内部にカビが生えたときの写真です。
如何でしょうか?思ったよりもカビの量がすごくて驚かれたのではないでしょうか?
もちろん全てのエアコンが上記の写真のような状態ではないかと思いますが、エアコン掃除をしないでそのまま利用し続けると、いつか上記の写真のようになる可能性が高いです。
エアコンは普通に利用しててもカビは生えてしまう
エアコン内部のカビは普通に利用してても生えてしまいます。
利用の仕方や部屋の環境に問題があるという訳ではなく、エアコンの仕組み上どうしてもカビが生えてしまうのです。
実際にカジメモ編集部で2年間使い続けたエアコンの吹き出し口も、普通に利用していたにも関わらず、カビの斑点が大量に付着していました。
ちなみに吹き出し口にカビの斑点があるときは、エアコン内部はほぼ確実にカビなどの汚れで侵されていると考えた方がいいです。
実際に業者に依頼してエアコンカバーを開けたときのエアコン内部の写真は以下のとおりです。
とにかくエアコン内部もカビだらけというのがお分かりいただけるかと思います。
ちなみにカビが生えているときは、カビ臭さも感じます。カビ臭いというのはどんなニオイなのかというと、雑巾のような臭い、またはドブのようなニオイと言われることが多いです。
実際にカジメモ編集部でもそのような不快なニオイを強烈に感じました。
このようにエアコンからカビ臭いニオイがしたら、まず間違いなくエアコン内部にカビが生えていると考えた方がいいでしょう。

エアコンの予防防止法!カビの放置はやめよう
カビが生えてしまうのは仕方ないとしても、カビの放置は絶対にしない方がいいです。なぜならば、カビにはいろいろと危険が一杯だからです。
エアコンのカビを予防するにはどうしたらいい?
フィルター掃除してカビの発生を防止する
自分で一番気軽に出来るカビ予防法はフィルター掃除です。
フィルターに付着したほこりなどの汚れは、カビの栄養源となり増殖を促進してしまうので、定期的に掃除をするようにしましょう。
フィルターの掃除方法については、「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」を参考にしてみて下さい。

ちなみにフィルター部分は手軽に行うことが出来ますので、二週間に一回は掃除するのが適切です。
エアコン使用後は送風運転を使う
エアコン内部のカビ予防には送風運転を活用するのも効果的です。
送風運転には内部を乾燥させる効果があり、冷房を使った後に30分から2時間ほど送風運転をする事でエアコン内部が乾燥するのでカビを予防できます。
部屋の湿度を下げる
エアコンの周辺だけでなく、部屋の空間の中でカビが発生しづらい環境を作るのも効果的です。
窓をこまめに開けて空気を入れ替え換気をする、除湿機を設置するなどの対策をして湿度を下げる事でカビ予防にも繋がります。
カビを放置すると危険な理由
一番怖いのはカビ毒!空気感染に注意
エアコンのカビに注意しなければいけない理由は「カビ毒」にあります。人体に有害で、吸い続けてしまうことで人体に不調が出てしまいますので、注意しなければいけません。
エアコンを運転するとカビ毒が部屋中に蔓延し、空気感染委によって鼻の粘膜や喉の奥に付着して、いろいろとカラダに不調をきたすことになります。
また空気感染だけでなく、カビが食事に付着してそのまま人体に入り込んでしまうこともありますので、大変危険なものとなります。
どんな不調が出るのか?
エアコン内部のカビを吸い続けるといろいろな不調が出ることがありますが、とくに多いのは、アレルギー性鼻炎によって、くしゃみが止まらなくなることです。
サラサラした鼻水が出るのが特徴です。もしもエアコンをつけた途端にくしゃみが止まらなくなったら、エアコン内部のカビを疑った方がいいでしょう。

その他にも、喘息や皮膚炎、ガンの原因になったりすることもあるので、エアコンのカビは本当に注意した方がいいです。
エアコンに発生したカビを放置するのは高リスク
一番ありがちなパターンでよくないのは、そのままカビを放置してしまうことです。
エアコン内部に発生したカビを放置すると、紹介した通り体に不調が出てしまう可能性がありますので、放置することは絶対に避けましょう。
エアコンのカビが原因で発生する病気は、主にアレルギー系の病気でアレルギー性鼻炎や気管支喘息などです。
持病でアレルギー系の病気を持っている場合は、エアコンのカビが原因で持病が悪化するケースもありますので定期的なエアコンクリーニングを心掛けるようにしましょう。
エアコンの汚れを放置するリスクにつきましては「エアコンの汚れを放置するデメリットとは?」で詳しく紹介しています。

エアコンのカビ対策は業者に依頼するのがベスト
カビ臭さを感じた時点でかなりのデッドラインと言えます。不調が出る前に、対処するようにしましょう。
エアコン内部は業者に依頼しよう
エアコン内部のカビは、業者に依頼してキレイにしてもらうのがおすすめです。なぜかというと以下の理由があるからです。
素人だと分解するのが大変なため
エアコン内部をキレイにするには、分解洗浄をする必要があります。
素人が分解すると元に戻せなくなったり、触れてはいけない箇所を触ってしまい故障に繋がることがあります。
専門的な知識が必要になるデリケートな箇所なので、プロの業者に任せてキレイにしてもらうのが最善の策です。
高圧洗浄機でスッキリきれいにしてくれるため
素人が中途半端にエアコン掃除をやってしまうとカビが中途半端に残り、余計に空気中に舞ってしまうことがあります。
業者に依頼すると高圧洗浄機を使ってカビを根こそぎ落としてくれるので、根本からキレイにしてくれます。
防カビ抗菌コートで仕上げてくれるため
業者によっては無料で防カビ抗菌コートを施してくれる業者もあります。
防カビ抗菌コートというのは、カビの再発を防ぐことが出来る薬剤のことです。
1年間くらい効果が持続しますので、業者に依頼したときにはやってもらうのがおすすめです。
又、防カビ抗菌コートの必要性につきましては、エアコンクリーニング後の「防カビ抗菌コート」はやるべき?で解説していますのでチェックしてみて下さい。

エアコンクリーニングを依頼してカビを綺麗にした
カジメモ編集部は実際にエアコンクリーニングを体験してエアコン内部を綺麗にしてもらいました。
カビが発生しやすいエアコン内部を徹底的に綺麗に出来るのはエアコンクリーニング業者のみで自分ではエアコン内部を洗浄する事は大変困難です。
手順としては、エアコンを完全分解して内部を徹底的に高圧洗浄していきます。
内部を徹底的に綺麗にした結果、これだけのカビ汚れが汚水として出てきました。
カジメモ編集部のエアコンは約1年エアコンクリーニングしていませんでしたが、それでもこれだけのカビが生えてしまう事に驚きです。


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カビを予防して防止するにはエアコンクリーニングが効果的
いかがでしたか。今回は「なぜエアコンにカビが生えるのか?臭い原因が明らかに!」というテーマでお話しました。
カビが生える理由として、湿度・ホコリや汚れ・温度という3つの理由があることを理解していただけたかと思います。
そしてエアコンの仕組み上カビが生えてしまうのは仕方ないので、もしもカビが生えてしまったらすぐにエアコン業者に依頼してキレイにしてもらうのがオススメという話もさせてもらいました。
エアコンは暮らしに根付いたものですし、放置してしまうと思わぬ病気に繋がりかねません。もしカビが生えている場合はすぐにカビの処理をして、快適なエアコンライフを送っていただけたらと思います。
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