購入した当初はぴかぴかで真っ白だったエアコンも、月日がたつと黄ばみが浮き出て汚れてきてしまいます。
もともとは真っ白だったエアコンの黄ばみ…気になりますよね。
黄ばんだエアコンは見た目も汚くみえて、部屋の景観を損ねてしまいますよね。
急な来客でエアコンの黄ばみが気になり、恥ずかしい想いをしたなんて方も多いのではないでしょうか。
この記事では…≪エアコンの黄ばみ汚れを解決！！≫
ヤニや油で黄ばんだエアコンを徹底的に綺麗にしたいと考えているあなたへ！
エアコンの黄ばみ汚れの落とし方を原因別にご紹介！プロの意見と共に掃除方法を解説します！
エアコンの黄ばみの落とし方を汚れの原因別にご紹介していきます。
ヤニ汚れや油汚れ、経年劣化や化学変化によるものなど、原因ごとの掃除方法を確認しエアコンの黄ばみ汚れを解決していきましょう。
エアコンを使いはじめる前にちゃんと掃除しましたか？汚れが見える・変なニオイがする・電気代が高い・１年以上内部洗浄していないなら4月の今の内がエアコン掃除がオトク！エアコンの使い始めはプロに頼んで内部の汚れやカビをリセットするのがおすすめ！
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＼ 【2024年4月19日更新】 ／
エアコン黄ばみの原因を見極めよう
まずは、エアコンの掃除方法を確認する前に、エアコンがどのような原因で黄ばみ汚れが付着しているかを見極めましょう。
なぜならば、黄ばみの原因の種類によってエアコンの掃除方法が変わるからです。
エアコンに限らずほとんどの家電製品にはプラスチックが使われています。プラスチック素材で特に白色のものは黄ばみが目立ちやすく、黄ばみを放置していると落とすのも大変になってきます。
真っ白で綺麗なエアコンの姿を取り戻すためにも、まずは、エアコンの黄ばみの原因を特定しましょう。
ご自身のエアコンがなぜ黄ばんでいるのかを見極めてくださいね♪
主に、エアコンが黄ばむ原因は下記の４パターンとなります。
- タバコのヤニ汚れ
- 油による汚れ
- 表面の化学変化による汚れ
- プラスチックの経年劣化
これらの要因でエアコンの黄ばみが発生します。単発的な要因もあれば複合的に黄ばんでいる可能性もありますので注意が必要です。
タバコのヤニ汚れ
タバコのヤニによる汚れは、エアコン黄ばみの大きな原因の一つです。
タバコには有害物質である「タール」が含まれています。「タール」はねっとりとしている植物性の樹脂で、「ヤニ」と呼ばれる黄ばみの原因になります。
部屋でタバコを吸うと、エアコンのみならず壁や天井、家電、家具、床などすべてにヤニが付着し黄ばみの原因となります。
油による汚れ
キッチンの近くにあるエアコンは油による汚れで黄ばんでいるケースもあります。
料理で使われた油が空気中に飛散し、エアコンが吸い込む、または、エアコンの表面部分に付着してしまいます。
キッチンの近くではないエアコンで油汚れがある場合は、人やペットがかいた汗をエアコンが吸い込んでしまい、黄ばみの原因となっている可能性もあります。
部屋で筋トレやルームランナーなどで走っていると、発汗した汗が空気中に舞い少しずつエアコンの黄ばみが侵食していきます。
表面の化学変化による汚れ
プラスチック製品を加工する過程で添付される「酸化防止剤」や「難燃剤」の化学変化も黄ばみの原因になります。
「酸化防止剤」は暗い場所で長期間保存されると、暗所黄変という化学変化を起こし黄ばみが発生します。
また、直射日光による紫外線で化学変化を起こし、プラスチックが黄色くなってしまいます。
プラスチックの経年劣化
ほとんどのプラスチック製品で使用されているABS樹脂素材には「ブタジエン」という成分が含まれています。
ブタジエンは劣化すると黄ばんでしまう性質があるため、エアコンの長期間の使用による黄ばみの発生は避けることができません。
黄ばみの原因別のお掃除方法をプロの意見と共にご紹介！
エアコンがなぜ黄ばんでしまうのか、原因を特定したところで、エアコンクリニーングのプロの意見と共に、原因別のお掃除方法をご紹介していきます。
原因の種類によって、黄ばみの解決方法が変わってきます。
エアコンに付着した黄ばみを取るために、汚れの度合いにあった洗剤をピックアップして準備しましょう。
それぞれの用途別の表が下記となります。
| 洗剤の種類 | 用途 |
|---|---|
| 中性洗剤 | 万能タイプ |
| 重曹 | ちょっとした汚れに |
| セスキ炭酸ソーダ | ガンコな汚れに |
| 漂白剤 | 黄ばみに最適 |
ご自身のエアコンに適したお掃除方法を使用し、真っ白なエアコンを取り戻しましょう。
洗剤の効果や効能、詳細については「エアコン掃除の洗剤は何を使えばいい？掃除方法も大公開！」の記事もご参照ください。
タバコのヤニによる黄ばみのお掃除方法
エアコン黄ばみの代表格といえるのが、タバコのヤニによる汚れです。
- メラミンスポンジで黄ばみ汚れが気になる部分から重点的に拭く
- 洗剤を霧吹きで全体的に吹きかける
- 洗剤が浸透するまで一定時間放置する
- 乾いたタオルや雑巾でエアコンを磨き水気を拭き取る
メラミンスポンジは、硬くきめ細かい無数の網目を持っているスポンジのことです。スーパーやホームセンターで簡単に入手することができます。
少し水滴が落ちるくらいたっぷりと水を含ませて、エアコンの黄ばみ汚れが気になる部分から重点的に拭いていきましょう。
メラミンスポンジで表面を拭き上げたら、次は洗剤で黄ばみ汚れを掃除していきます。
ヤニ汚れによる黄ばみにおすすめの洗剤はこちらです。
- 中性洗剤
- 重曹
洗剤を用意し水で薄めるなどして霧吹きに入れましょう。洗剤により薄める濃度が異なったり、水よりもぬるま湯のほうが効果が高い場合もあるので注意が必要です。
準備ができましたら、エアコンの表面や吹き出し口など、ヤニ汚れの黄ばみが気になる部分に、霧吹きで洗剤を吹きかけていきます。
吹きかけが完了したら、汚れに洗剤が浸透するまで放置します。
洗剤を吹きかけて一定時間が経過したら、タオルや雑巾でエアコンを丁寧に磨き上げましょう。しっかり拭いて水気を取りましょう。
- メラミンスポンジはたっぷりと水を含ませましょう。水分量が足りないと効果が薄い場合も…。
- 洗剤を薄める濃度や温度はそれぞれ違います。使用説明書をしっかり読みましょう。
- エアコン内部に洗剤が入り込まないように要注意。故障や漏電の原因になります。
- 水気が残っているとカビの原因になりますのでしっかり拭き取りましょう。
エアコンについたタバコのヤニ汚れの詳細な掃除方法は「エアコンについたタバコによるヤニ汚れ！掃除の流れ！」の記事にも記載がありますので、気になった方は確認してみてくださいね。
油による黄ばみのお掃除方法
エアコンの油汚れによる黄ばみは、頑固な汚れになっているケースが多いため、カバーやルーバーなど外せる部品は取り外して、浴室や外で掃除をしましょう。
- 自分で取り外せる範囲のパーツを本体から外す
- 浴槽や外など水洗いできる場所でこすり洗い
- 汚れの状況に応じてつけ置きをする
- 水気を拭いて乾燥させてからパーツを元に戻す
エアコンのカバーとルーバー（羽の部分）を外します。メーカーによって取り外し方が違いますので、取り扱い説明書に従って外しましょう。
取り外したパーツを浴室や外など水洗いできる場所に持っていきます。
油汚れは酸性なので、弱アルカリ性である重曹かキッチンなどで使用しているアルカリ性洗剤を使用し洗います。
- 重曹かアルカリ性洗剤
- ブラシ
用意した洗剤を使用して、こすり洗いをします。細かい部分や汚れがひどい箇所はブラシなどでこするのが効果的です。
こすり洗いでも汚れが落ちない場合は、35℃前後のぬるま湯に重曹を大さじ７～８杯入れてつけ置きしましょう。２～３時間つけ置きした後に再度こすり洗いをしましょう。
水気が残ったままですとカビの原因となりますので、乾燥しているタオルで水気を拭き取りしっかりと乾かしましょう。
エアコンのカビでお困りの場合は、「エアコンにカビが生える原因は？掃除方法や予防法の対策を解説！」の記事に掃除方法や予防法の対策が記載されていますので併せてご確認ください。
完全に水気が取れて乾いてから、パーツを元に戻しましょう。
- パーツは無理のないように外しましょう。取扱説明書をしっかり読みましょう。
- 汚れが落ちない場合は重曹の濃度を濃くしましょう。
- 重曹はアルミ製品を黒く変色させます。掃除箇所以外に付着させないように注意！
エアコンの油汚れの詳細な掃除方法や対策は「エアコンに油汚れがつく原因は？ベタベタ油の掃除方法や対策も解説！」の記事にも記載がありますので、合わせてご確認ください。
表面の化学変化による黄ばみのお掃除方法
エアコン表面の化学変化による黄ばみは、酸素系漂白剤（過酸化水素水と漂白活性化剤の両方が入っている漂白剤）を使用し落とすことができます。
- 黄ばんでいるパーツを本体から外す
- 黄ばんでいる部分に漂白剤を塗る
- 乾燥する前の水分がある状態でラップに包む
- 日光（紫外線）に一定時間あてて放置する
- 水洗いをして乾かしてから元の位置にパーツを戻す
黄ばみ汚れがあるパーツを、取り扱い説明書を見ながら外します。
浴槽や外にパーツを持っていき、黄ばみ汚れの部分にハケなどを利用して漂白剤を塗ります。
使用する漂白剤は酸素系漂白剤です。
- 酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、過酸化水素水と漂白活性化剤の２つが入ってるか確認してから使用しましょう。
漂白剤を塗り終わったら、乾燥する前の水分がある状態でラップでくるみます。くるむときにラップがシワにならないように気をつけましょう。
数時間ほど日光に当てます。黄ばみの程度によって当てる時間が変わりますので、何度か確認しましょう。
ブラックライトの紫外線でも可能ですので、取り外せなかった部分などにはブラックライトを使用しましょう。
黄ばみが取れて白くなったら、乾いた布で水気を拭き取りましょう。
日干しで時間をおいてしっかり乾燥させます。乾燥したらエアコンにパーツを取り付けて完了となります。
- 使用するのは酸素系漂白剤です。漂白剤の種類を間違えないように注意しましょう。
- 室内作業の場合は換気をしっかりと。匂いで気分が悪くなってしまうことも…。
- 手袋をして作業をしましょう。手荒れの原因になってしまう可能性も…。
- ラップはシワにならないようにしましょう。シワがあると効果が半減する可能性も…。
プラスチックの経年劣化による黄ばみのお掃除方法
プラスチックの経年劣化による黄ばみは、素材そのものの変質なので、基本的には落とすことができないといわれています。しかし、漂白剤で多少は白くなる可能性もあります。
各パーツを取り外し、中性洗剤で洗ったあとに、漂白剤につけ置きしてみましょう。
漂白剤につけても黄ばみが取れない場合は、プラスチック用塗料で塗装するという方法もあります。
エアコン内部の黄ばみ掃除を自分でするのは危険！
エアコンは部屋の中の空気を循環させ、空気を暖めたり冷やしたりしています。そのため、エアコン内部にも汚れがたまっていきます。
エアコンの内部も自分でなんとかキレイにしたいところですが…。しかし、エアコン内部の掃除を素人が行うのは非常に危険でおすすめできません。
ここからは、素人がエアコンの内部掃除をしないほうがよい理由と、プロにエアコンクリーニングを依頼するメリットをご紹介していきます。
故障や火災に繋がることも
素人がエアコンを分解し内部を洗浄しようとすると、エアコンが故障したり、精密機械の部分に薬品を吹きかけての感電や火災につながる恐れがあります。
また、自分でもとに戻せなくなり結局業者を呼んで高くついたなんて話も…。
- 内部に洗剤や水をかけてしまい感電することも…
- 精密機械部分の故障や漏電で火災になることも…
- 自分で分解してもとに戻せなくなり業者を呼んだ…
- 故障して動かなくなってしまい結局買い替えた…
- 電気代が高くなった…
エアコンを分解し自分で内部を掃除することは非常にリスクを伴います。
エアコンの掃除を自分でするのが危険な理由は、「絶対ダメ！エアコン分解を自分でやると危険な３つの理由」の記事にも記載がありますので、ご興味があればこちらも確認してみてくださいね。
エアコン掃除はプロに依頼するのがおすすめ
エアコンクリーニングの専門知識があるプロの掃除は、素人がする掃除と比べると綺麗さのレベルが格段に違います。
プロに掃除を依頼するとたくさんのメリットを感じることができます。
- エアコン内部もしっかり掃除してくれる！
- きめ細かい養生で汚れやホコリをブロック！
- プロならではの機械でクリーニング！
- プロ仕様の洗剤を使用！市販の洗剤とは一味違う！
- 防カビ剤でカビ予防！アフターケアも万全！
- 専門知識があり安心！質問や疑問も解決！
上記は、カジメモ編集部でスタッフが、数多くのエアコンクリーニング業者に依頼して実際に体験して感じたメリットとなります。
リスクの高いエアコン内部の清掃はもちろんのこと、外側の汚れの掃除もしてくれますので、エアコン全体があますことなくキレイになります。
また、エアコン本体の養生だけではなく、外側の壁やエアコン直下の床、家電や寝具などにも状況に応じて防水シートや新聞紙、ブルーシートなどで養生をし、汚れや水漏れを防いでくれて安心です。
頑固な汚れには高圧洗浄機やプロ専用の洗剤などを使用し、一般家庭ではできないキレイを実現してくれます。
さらに、必要に応じて防カビ剤を使用してくれて、汚れを除去するだけではなくその後のキレイの継続も考えてくれます。
気軽に頼みやすくなっていますね♪
プロのエアコンクリーニング業者をお探しの場合は、「【全国都道府県別】エアコンクリーニングでネット予約可能な最寄りの人気店舗を探す」のページもご確認ください。
実際に業者にヤニ取り黄ばみ汚れを掃除してもらった体験談
実際にカジメモ編集部のヘビースモーカーなスタッフ（部屋で喫煙する）が、プロの業者にタバコのヤニによる黄ばみと汚れを掃除してもらった体験談を一部レビューします。
実際の作業の流れ
まずは、エアコンと周辺家具の下見のあとに、床が汚れないようにブルーシートを敷いて、家具や家電など汚れそうな位置にあるものはビニールで養生をしてくれます。
素人作業だと面倒がってしまう部分ですが、さすがはプロ。きめ細かい気遣いで対応してくれます。
エアコンのパーツをスムーズに分解し、エアコン本体に養生をしっかりと施します。
特殊な掃除用洗剤をかけて、洗剤が浸透するのを待ちます。
エアコン本体の洗剤の浸透を待っている間に、取り外したカバーなどのパーツを浴室で洗浄します。
アルカリ性の「ケミクール」という特殊な洗剤で、ヤニ汚れだけではなくカビや油汚れによる黄ばみも落としていきます。
次に、洗剤が浸透したエアコン内部に高圧洗浄機をあて、アルミフィンにこびりついた汚れを根こそぎとしていきます。
ヤニ汚れもホコリもあっという間に落ちて、バケツには真っ黒な汚水がたまっていきます…。
こんな汚れがあるエアコンをずっと使っていたなんて恐ろしすぎます(汗)
最終的にエアコンに防カビコートをかけて、取り外したパーツを元に戻し完了です。
作業時間はちょうど60分、あっという間にエアコンがぴかぴかになりました。
特に大量のヤニ汚れが目立っていたアルミフィンのビフォーアフターがすごいです。
素人には出せないプロの匠の技を見させていただきました。
汚水を見たときに、「もっと早めに頼めばよかった…。」「次からは定期的に頼もう！！」と思いました。
エアコンのヤニによる汚れや黄ばみでお困りの場合は、自分だけで解決しようとせずに是非ともプロへのコンクリーニング依頼もご検討くださいね。
プロのエアコンクリーニング業者なら、新品のように綺麗にしてくれてメンテナンスにもなるので、とってもおすすめです。
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タバコのヤニ汚れをプロに頼んでエアコンクリーニングしてもらった体験談の詳細は「5年掃除してないエアコンをプロにクリーニングしてもらった体験談！」に記載がありますので、ぜひご興味あればご確認くださいね。
まとめ【黄ばみの掃除はエアコンクリーニング業者に依頼するのがベスト】
今回の記事では、エアコンの黄ばみの原因と汚れ別の掃除方法、実際にプロの業者にエアコンクリーニングを頼んだ体験談の詳細をまとめましたが、黄ばみの落とし方の解決方法になりましたでしょうか。
結論としては、エアコンの外側や取り外せる部分は家庭でも掃除できますが、内部はプロの業者に依頼してクリーニングをするのがおすすめです。
プロの業者に依頼すれば、内部だけではなくもちろん外側のクリーニングもしてくれますし、素人では落とせない細かな汚れも取り除いてくれます。
また、素人が内部を洗浄すると精密機械であるエアコンの故障にもつながり、漏電すれば火災が発生する危険性もありますので注意が必要です。
もし、エアコンクリーニング業者をお探しの場合は「【最新】エアコン掃除業者比較！おすすめランキング＆割引情報」に割引情報やおすすめランキングが記載されていますのでご参照くださいね。
