エアコンの電気代って設定温度が何度だと節約になるんだろう？って疑問に思ったことはありませんか？
近年の夏は記録的な暑さが続いていますし、エアコンを使うなら少しでも電気代が安い方がいいですよね。
この記事では、そんなエアコンの電気代が安くなる設定温度の疑問についてと、料金の高い温度と安い温度を比較して解説いきます。
また、エアコンの推奨設定温度や、温度設定以外のエアコンの電気代節約方法もご紹介していますので、最後まで是非ご覧くださいね。
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＼ 【2024年4月19日更新】 ／
夏と冬のエアコンの設定温度の目安は？
夏場の暑い時期に使用する冷房と、冬場の寒い時期に使用する暖房のときでは、エアコンの設定温度はの目安はもちろん違います。
まずは夏と冬で季節別に最適なエアコンの設定温度の目安についてと消費電力の違いについてお話していきたいと思います。
エアコンの設定温度の目安
夏の場合
夏場のエアコンの設定温度の目安は28度と言われています。
28度だと暑いんじゃないかと思うかもしれませんが、夏場の28度は適温だと言われています。
真夏の外気は28度を超えてることがほとんどですし、近年では35度なんて当たり前にいく日もあります。
エアコンと外気の差は5～6度違うといいと言われていますので、最高気温が30度を超えてる日はそこから5～6度低い28度はまさに適温と言えます。
28度が暑いと感じたらエアコンの温度を下げるのが気軽ですが、扇風機を併用して使った方が電気代の節約にもなりますし、寒すぎずに良い気温で過ごせます。
冬の場合
冬場のエアコンの設定温度の目安は20度と言われています。
20度では寒いと感じたら温度を上げても構いませんが、それ以外にも何か改善点があれば断熱や部屋を加湿するなどの対策を取られてみて下さい。
冬場の暖房対策で家の断熱をしっかりとすることで、暖房をしっかりと使えて暖かい空気が逃げずに家に冷たい空気が入り込まないというメリットがあり、更には省エネ効果にもなって電気代の節約にもなります。
また、部屋を加湿することで寒さを和らげる効果があります。
加湿をすることで他にも乾燥によるウイルスの活性化を抑えたり、肌荒れ防止、体感温度アップによるエアコンの消費電力削減などのメリットがあります。
暖房を使う時には必ず加湿器も同時に使う事をおすすめします。
エアコン暖房の感想でお悩みの場合は、「エアコンは乾燥しやすい暖房器具だった！加湿による対策は必須！？」の記事内で対策方法などを紹介していますので、こちらも併せてご確認ください。
消費電力の違いはどれくらい？
エアコンを使っていると使わない時期に比べて電気代が高くなりますし、近年は真夏の異常な暑さでエアコンを使う時間が長くなっているので、少しでも電気代を安くしたいと思うのではないでしょうか。
夏と冬での消費電力の違いは、夏の冷房時の温度設定を1度高くすると約13%の消費電力の削減になり、冬の暖房時の温度設定を1度低くすると約10%の消費電力の削減になると言われています。
つまり、エアコンは適温で使う事によって電気代の節約ができるのです。
夏は部屋を寒くし過ぎたり、冬は暖め過ぎてたりしていませんか？
エアコンは適温で使うことで電気代節約にもなり、体調不良の原因も改善できますので正しい節電方法を知って生活の中で活かしていきましょう！
エアコンの電気代が高くなるのはどんな時？
季節ごとの電気代が安くなる設定温度についてはお話した通りですが、エアコンを使用する際にどのようなケースで電気代が高くなるのか気になる所ではないでしょうか？
ここからは、エアコンの電気代が高くなるのはどのような時なのかを解説していきます。
エアコンを設定温度まで調節する間
エアコンを使用してる際、最も電気を消費するのは、暑い部屋を涼しくしようと設定温度まで温度を下げている時です。
部屋が暑いのにエアコンの設定が【弱】や【微風】ですと、設定温度までエアコンがフル稼働する時間が長くなってしまうため、電気代が高くなってしまいます。
暑い部屋が涼しくなるまでは強風にして、部屋が涼しくなったら【弱】や【微風】で涼しい状態をキープすると電気の消費が少なくなります。
また、冬場の場合も同様で最も電気を消費するのは、寒い部屋を暖かくしようと設定温度を上げてる時なんです。
寒い冬でも風量は自動にして、部屋が暖かい状態をキープすることで電気代の節約になります。
但し、夏場と違って早く部屋を暖めようとして風量を【強】にするとモーターが常にフル回転の状態になり、無駄な電力を消費するだけなのでその辺は注意して下さい。
なお、エアコンの設定が自動になっていれば、これらの流れを自動で行ってくれますのでエアコンの方で自動で省エネ、電気代の節約をしてくれます。
夏よりも冬の方が電気代が高くなる
エアコンの電気代が夏よりも冬の方が高いことはよく知られていると思います。
その理由としては、エアコンの設定温度と外の気温差が夏よりも冬の方が大きくなるため、必然的に冬の暖房費の方が高くなってしまいます。
冬場の電気代節約につきましては上記でお話した通りですので、冬になったら上手く活用してみて下さいね。
なお、電気代の詳しい節約術については、「エアコン掃除で電気代が安くなる？驚異の節約術！」で紹介しています。
設定温度以外での電気代節約方法
ここからは、エアコンで設定温度を変更する以外のエアコンの電気代節約方法を紹介します。
どれも気軽に試すことができる方法なので、節電を意識しているなら是非試してみて下さい。
エアコンはつけっぱなしの方が省エネになる
エアコンは一度つけたらそのままつけっぱなしの状態がいいと言われています。
エアコンをつけて涼しくなったら一旦オフにして再び暑くなったらエアコンをオンにしてを繰り返すと、その度にエアコンがフル稼働しないといけなくなってしまうため、返って電気代が高くなってしまいます。
家にいる時間が長い日は、一度つけたエアコンはつけっぱなしで運転した方が省エネになります。
長く外出する際はエアコンを消して出かける方がいいですが、30分や一時間程度の外出でしたらエアコンを消して出かけるよりつけっぱなしで出かけた方が節電になりますし、帰ってきた時も涼しい状態が維持できてて快適に過ごせます。
自動運転が電気代の節約になる
エアコンは自動運転で稼働するのがおすすめです。
運転を自動にしておくと、室内の温度に応じて最適な運転に切り替わるようになり、少ない電力で効率よく冷房を稼働するようになります。
設定温度まで調達してもそのまま自動でエアコンを稼働させた方が省エネにも繋がります。
自動運転は一番電気代を抑えられて効率の良い運転を行ってくれる機能ですので、エアコンの効率的な運転方法と認識するといいでしょう。
温度より風量を上げる
エアコンの風量は実は【弱】より【強】の方が省エネ効果があるんです。
風量が弱い方が電気を使わなくて電気代も安いイメージがあるかもしれませんが、実際はその真逆なんです。
強い風量で室内の空気を循環させた方が空調の効率が上がって、設定温度への調達が早くなって消費電力の少ない状態への移行も早くなります。
エアコンが動いてるのに暑いと感じたら、温度を下げるよりも風量を調整してみるといいでしょう。
なお、エアコンの風量が弱いと感じたり風の調子が不安定な場合は「エアコンの風量が弱い・不安定な原因と今すぐできる改善方法」で改善方法を紹介していますので参考にして下さい。
エアコンクリーニングをする
設定温度以外での節約は当たり前ですが、エアコンクリーニングをすることで電気代が節約されます。
エアコンクリーニングをすることで節電の他にエアコン内部を常に清潔な状態を保てるというメリットや、カビや汚れなどによるアレルギー症状などの予防にも効果があります。
節電以外にも様々なメリットがあるエアコンクリーニングは2年に1回のペースでやるのが理想と言われています。
なお、エアコンクリーニングのメリットは「エアコンクリーニングのメリットは？実はこんなに多かった！」で詳しく解説していますので参考にしてエアコンを綺麗にしましょう！
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推奨温度でエアコンを使って電気代を節約しよう
この記事では、夏と冬のエアコンの設定温度の目安、エアコンの電気代があがるケース、設定温度を変更する以外のエアコンの電気代節約方法などを解説してきましたが、ご参考になりましたでしょうか。
エアコンの推奨設定温度の目安は、夏は28℃、冬は20℃です。
今回ご紹介した、エアコンの設定温度以外でも節電方法はあり、気軽に自分でも試すことができる対策ばかりですので、そちらも気にかけながらエアコンを使うことで更なる節約に繋がります。
自動運転で空気の循環を早くのが節電の一番の近道とも言えますので、エアコンは自動で使うのがベストかもしれません。
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