エアコンをつけてるのに、「風量が弱い」「風量が不安定」で全然効いてないと感じたことってありませんか?
まさか故障したのかな…なんて心配になったりすることもありますよね。
そう感じた時にチェックするべきポイントがいくつかあります。
チェックするだけでエアコンの効率が改善するかもしれない!
今回はエアコンの風量が弱い、または風量が不安定な原因といますぐできる改善方法を紹介していきます。
エアコンの風量が弱い主な原因
まずエアコンの風はフィルター⇒熱交換器⇒ファン⇒吹き出し口の順番で風が通っていきます。
この過程で不具合があると「風量が弱い」「風量にムラがある」「風力が不安定」などを感じる事があります。
エアコンの部品の機能悪化と故障
エアコンの部品の劣化や故障が原因の可能性も考えられます。
風力が弱くなる時に主に故障が疑われる部品を説明していきます。
エアコンのファンの故障
エアコンのファンはエアコンの風を作るエンジンの役割をしています。
このファンの機能が低下、故障すると風を作り出せなくなってしまい風量低下の原因になります。
センサーの機能悪化
エアコン内部には様々なセンサーがあり、いろんな種類のセンサーが使われています。冷媒などに問題はなくても、センサーの調子が悪いとエアコンは正常な運転ができなくなります。
機能が悪化したセンサーが間違った情報を検知すると、エアコンは間違った情報にしたがって運転を行ってしまいますので、他の機能に問題がない場合はセンサーの故障が考えられます。
室外機に原因も?
内部エアコンに何も問題がない場合は、室外機に原因が考えられます。
室外機の吹出口の周辺に物が置いてあると、室外機の風がうまく放出することができなくなります。
結果、機能が低下します。
室外機の周りにある物を移動させて、スペースを空けてできるだけ風通しをよくして、スムーズに空気が循環できるようすることをオススメします。
故障ではありませんのでその辺はご安心下さい。
風力が弱い・不安定な時の最も多い原因はエアコン内部の汚れ
エアコンの風力の低下の原因は色々と考えられますが、最大の原因はエアコンの汚れです。
時間の経過ととにエアコンには汚れが溜まっていきます。汚れが溜まると、風を作り出すことができなくなって風の通り道が狭くなり、スムーズに風は出なくなります。
これらのことが、エアコンの風力低下を招く原因となるのです。
エアコンの汚れは色々なトラブルを起こす元凶ともなっており、「エアコン掃除を長年していない主婦の体験談」も掲載しています。
汚れが原因で風力の低下を招いている場合は、その原因であるエアコンの汚れを取り除くことが解決への近道です。

エアコンの風量が不安定だと感じた時の今すぐできる改善方法
エアコンの風力が弱いと感じたら、今すぐできる改善方法を紹介します。
エアコンのパネルや目に見える部分を掃除する
自分でできる改善策として、まずは、エアコンのパネルや目に見えるホコリやゴミを取り除き掃除しましょう。
ここで注意してほしいのが分解の必要はなく「掃除は目に見える部分」でOKです。
フィルター掃除してホコリを取り除く
自分でできる改善策として、フィルター掃除するのはいいでしょう。
エアコンのフィルターを自分で掃除する方法は非常に簡単です。
2週間に1回が理想だと言われてます。2週間に1回の掃除で約5%の節電効果があり、逆に1年間掃除しないと約25%もの無駄使いになるそうです。
フィルターの掃除ならば、自分でも気軽に行えますし、節電にも繋がるならばやって損はないと思います。
エアコン内部の汚れはエアコン掃除業者に依頼する
エアコンの風量が弱い・不安定な一番の原因はエアコン内部の汚れです。
エアコンの目に見えるパネルやフィルターは自分で掃除できますが、エアコンの内部洗浄はプロの業者に任せましょう。
ちなみに「エアコンクリーニング業者を比較したおすすめランキング」にて今一番オトクなエアコン掃除業者はまとめていますので是非ご覧下さい。
また、エアコンの内部清掃も市販のスプレーなどで自分で行う方もいますが、かえって薬剤が残り汚れや詰まりの原因になり、故障にも繋がりかねないのでプロに依頼するようにしましょう。

風力が弱い原因は故障か汚れだが、効率よくエアコンを使うコツ
普段からエアコンを効率よく使うには、エアコンをつける前に部屋の換気を行って下さい。
そうする事によって部屋にこもった空気が排出され、効率よく部屋にエアコンの風が行き渡ります。
又、タイマー機能を有効的に使う事で節電もでき、電気代の無駄遣いを防ぐ事ができます。
無駄な電力と運転を防ぐ事でエアコンも長持ちできますので心掛けてみて下さい。
自分で行うこまめな清掃もエアコンを効率よく使えて長持ちできる秘訣となるでしょう。
また、室外機の設置状態が悪い場合もあるみたいです。室外機を見直すことで、効率的にエアコンが効くと同時に節電の効果も期待できるそうです。
又、室外機に直射日光は大敵です。
室外機を日に当てないことが重要ですが、日なたに設置した室外機は置き場を簡単に変えられません。
そこで室外機に直接日光が当たらないように、すだれをかけたり大きな観葉植物を置いたりするなど、日陰を作るのがおすすめです。
日陰を作るときは、吹き出しをふさがないように注意が必要です。
室外機の吹き出し口をふさぐと放出した熱風を再び吸い込んでしまい冷却効率が低下してしまいます。
エアコン掃除を何年もしてない、エアコンの効き目が悪いと感じた時はエアコンクリーニングを行って下さい。
エアコンの効率が落ちたら買い替えを検討する前に改善策を
エアコンの風量が弱い・風力が不安定だと感じたら故障を疑う前にまずはエアコンの故障と汚れが詰まっていないか確認してみましょう。
又、普段からエアコンを効率よく使ってクリーニングをする事で節電に長持ちするに繋がりますので日頃から心掛けると良いでしょう。
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