昨今はペットブームもあり、犬や猫などのペットを飼うご家庭も増えています。室内飼いのペットにとって大事なのは室温ですよね。
ペットのためにエアコンを常時使用して室温を一定に保っているご家庭も少なくないでしょう。
しかし、ペットを室内飼いする際のエアコン使用の注意点などは意外と知られていなかったりもします。
この記事では、犬や猫などのペットがエアコンを快適に感じる設定温度や、万が一のときのための注意点、快適なエアコン環境の整え方などをご紹介していきます。
犬や猫のペットを飼っている方、今後飼おうか迷っている方は、是非ご参考にされてみてくださいね。
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＼ 【2024年5月1日更新】 ／
ペットがエアコンを快適に感じる設定温度
（ママ）
夏の場合
ペットが部屋の中で快適に過ごせる温度は動物によって違うのはもちろんですが、犬と猫での違いを見ていきたいと思います。
犬が夏を快適に過ごせる温度
犬が夏に快適に過ごす為に良い設定温度は18度～26度が良いと言われています。
その中でもオススメの温度は25度～26度ですが、ペットの行動を観察して快適な室温を保って見つけてあげるのが良いです。
犬が体を床に着け伸びるように寝ていると暑くて、体を丸めるように寝ているときは寒いことが多いようです。
犬は鼻と足の裏からしか汗を出せないので体温調節がうまくできません。エアコンのクーラー冷房などを活用して飼い主が体調管理してあげることが大切です。
猫が夏を快適に過ごせる温度
猫が夏にエアコンで快適に生活できる温度は、25度～28度と言われています。
猫の体温は人間より少し高いので、人間とは違った快適さを感じるそうです。
猫は自分で快適に過ごせる場所を見つけるのを得意としますが、室内で過ごす飼い猫は家の中という限られた場所で過ごさなくてはなりません。
夏には毛が生え変わって、暑い時期にふさわしい毛並みになりますが、室内の飼い猫は被毛の調節がうまくいかないこともあります。
また、猫は汗腺が少なく、人間の様に汗をかいてうまく体の熱を外に逃すことができません。
エアコンを使って猫にとって過ごしやすい夏の環境を作ってあげる事はとても大切な事です。
冬の場合
犬が冬を快適に過ごせる温度
冬の場合は夏ほどエアコンの温度対策に神経質になる必要がありません。
何もしないでいいという訳ではありませんが、夏ほどの気配りは必要ないかと思います。
犬が冬場に快適と感じる室内温度は18度～22度と言われてます。人にとって冬は少し寒いと感じる温度かもしれませんが、犬は人より寒さに強いのです。
人間とペットが共存するならば冬はエアコンで室温を20度～23度を目安にすると良いでしょう。
猫が冬を快適に過ごせる温度
猫は犬と比べて寒さに弱い傾向にあるようです。猫の適温は人間とほとんど変わらないと言われています。
野良猫の場合は寒さに耐性が出来てる可能性はありますが、多くの猫は寒さに弱いと考えてた方がいいでしょう。
猫が冬に快適に過ごせる室温は20度～23度くらいです。エアコンで暖房をつける際はこれくらいの温度をキープして過ごすようにしましょう。
ヒーターなど直接熱が出るものは猫が倒してやけどや火災の原因になってしまうので絶対につけたまま外出したり、目を離さないように注意して下さい。
湿度も調整するべき？
ペットと生活するにあたって湿度も重要だと言えます。
湿度に関しましては犬が40～60％、猫が50～60％が最適と言われています。
湿度が60％を超えるとエアコンを使った方がいいと考えた方がいいでしょう
人よりも動物は温度や湿度に敏感ですから、ペットの様子を見て適切な温度や湿度に切り替えてあげて下さい。
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犬や猫のペットが熱中症になるなど万が一の時の為の注意点
（ママ）
犬や猫も熱中症になる！？
犬や猫は人間より熱中症にかかりやすい体のしくみをしています。
犬と猫が熱中症にかかると以下のような症状が出ます。
- 元気がない
- パンティング(呼吸が早くなる)
- 体温が40度超える
- よだれが大量に出る
- 歯肉が赤くなったり目が充血する
- 頻脈(心拍数の増加)
以上のような症状が熱中症の初期症状として見られます。
犬の場合はパンティングが走ったり少し興奮したりしても見られることなので、一般の方には判断が非常に難しいです。なので普段と違うサインに気付いたら休ませることが大切です。ハアハアした時に水を飲ませたり、涼ませたりしても呼吸の状態がなかなか治まらないようであれば危険です。
初期症状が現れた場合の応急処置としては体を冷やしてあげて下さい。水で濡らしたタオルで体を包むなど、冷やす応急処置を手早く行い、保冷剤などで首や内股を冷やしつつ病院に連れて行きましょう。
熱中症が重篤になった時は下痢や嘔吐、けいれんなどを起こすと言われています。
重篤になったらどんなに応急処置を行って点滴を打っても救うのは難しいと言われていますので、初期症状で応急処置を行うか熱中症にならないような環境づくりが大切です。
外出中に停電になったら
夏に限った事ではありませんが、日本は地震や台風、突然のゲリラ豪雨などでいつ停電するかわかりません。
何も停電対策を行っていないと、もし停電してしまった時のペットの様子が心配ですよね。
そこでいくつか以下の対策を行っておくと良いでしょう。
余分に水を用意しておく
ペットの熱中症対策で大切なのは人間と同じく水分を摂って体温を下げることです。
仕事などで外出してる間はペットにこまめに水を与える事ができません。
そんな時に水の置き方を工夫するといいかもしれません。
水飲みボウルに水をたっぷり入れておくのに加えて、複数の水飲みボウルを置いておくと安心です。部屋ごとにボウルを置いて、すぐに水を飲める機会を増やしてあげるのも良いでしょう。暑い日は徐々に水もぬるくなってしまいますから、氷を入れるなど冷たい水を用意することで熱中症対策の水分補給がより効果的になるでしょう。
風通しのいい空間を作る
熱中症には室内の温度上昇の対策も欠かせません。人間でも室内での熱中症が心配されていますが、体温調整が苦手なペットには尚更気をつける必要があります。
カーテンは全開にせずに、室内に日陰を作るよう必ず一部を閉めるようにして下さい。それでも夏は室温が上昇してしまうので、冷却を目的としたシートやマットを敷く、ペットボトルを凍らせてタオルで巻いたものを置くなどして、涼んだり体を冷やしたりできる場所を作ってあげて下さい。
電気代は上がってしまうかもしれませんが、万が一の為に部屋の窓を少し開けておいて風通しのいい環境を作っておく、日の当たりにくい浴室のドアを開けておくなど自由に涼みに行けるようにしておくという方法もあります。
万が一の為に対策用の道具を買っておく
最近はペットのためのひんやりグッズも充実してきて増えています。
保冷剤で冷房するタイプのペットハウスやアルミマットなど他にも保冷剤が仕込めるベッドなどペット向けの暑さ対策のグッズが出ております。
又、スマートリモコンを使うと、外出先でスマホから自宅のエアコンを操作できるようになります。
利用できるエアコンは赤外線リモコンで操作できる家電であれば大丈夫だそうです。
湿度センサーや照度センサーがついた製品ですと、スマートリモコンがあれば専用のアプリで照明や湿度も調整は可能ですので、万が一の時は非常に役に立つかもしれませんね
ペットの為にクリーニングはこまめに
（ママ）
【カビ増殖要注意のお宅ランキングTOP3】
第1位 犬や猫などペットを飼っているお宅
第2位 キッチンやダイニングにのエアコンを設置しているお宅
第3位 部屋干しをするお部屋にエアコンを設置しているお宅▼第1位 犬や猫などペットを飼っているお宅】
エアコンは送風と吸引を繰り返しています。 そのため、お部屋のあらゆるものを吸い込み、フィルターの目詰まりを起こし、 エアコン機能が低下するだけではなく、カビが大量発生します。
特に猫の毛は舞い上がりやすく、フィルターに詰まったりエアコンの中に入ったりして雑菌が繁殖しやすくなります。また、ペットを飼っている家庭の多くは24時間エアコンを稼働させており、使用頻度が高いので汚れやすいです。この状態でスイッチを入れると、大量のカビが放出され、大切なペットへの悪影響も懸念されます。
PR TIMES【ユアマイスター、カビ増殖要注意のお宅ランキング発表】から引用
上記の文はユアマイスターさんの記事を引用したものです。
記事にも書かれていますが、ペットを飼ってる家庭は24時間エアコンを稼働してる事が多いので、その分汚れやすくなっています。
動物性たんぱく質はカビや雑菌にとってはご馳走ですから、エアコンを稼働してるとペットと同時にカビも育成してる事になってしまうのです。
ペットの毛は細かいので、高圧洗浄の丁寧な作業が必要不可欠となり、家庭で使えるスプレータイプの洗浄剤では洗浄できません。
ペットを飼ってるのにカビを放置してると、健康な大人でも気管支炎など健康に害が起こるリスクも高まってしまいますので、動物を飼われているならば、ご自身とペットの健康の為にもこまめにエアコンクリーニングを行って下さい。
エアコン内部に発生したカビでおこまりの場合は、「エアコンにカビが生える原因は？掃除方法や予防法の対策を解説！」の記事内で自分でできるカビの掃除補法や予防法を紹介していますので、こちらも併せてご参照ください。
お住まいの近くのエアコンクリーニング業者をお探しの場合は、「【全国都道府県別】エアコンクリーニングでネット予約可能な最寄りの人気店舗を探す」の記事で、地域別のおすすめエアコンクリーニング業者を紹介していますので、是非ご確認ください。
ペットの為に快適なエアコン環境を常時整えるべき
今回の記事では、犬や猫のペットがエアコンを快適に感じる設定温度や、犬や猫が万が一熱中症になりかけていた際の注意点などをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ペットが熱中症など健康被害に遭わない為には部屋を快適な温度にするのはもちろん、定期的にエアコンクリーニングを実施し、エアコンを清潔に保つ事と万が一の対策に備えることが大切です。
今回お話したことはほんの一例ですし、動物にももちろん個人差がありますから一番はペットを身近で見守ってる飼い主が体調の変化にすぐに気づいてあげる事が一番大切でしょう。
もしも、エアコンクリーニングの業者選びで迷っている場合は、さまざまなエアコンクリーニング業者に実際に依頼してきたカジメモ編集部がおすすめする業者を「【最新】エアコン掃除業者比較！おすすめランキング＆割引情報」の記事内で紹介していますのでこちらもご参考にされてみてくださいね。
