真夏の熱帯夜やジメジメした梅雨の夜に、寝ようと思ってエアコンを切ったけど「暑くてなかなか寝付けない…」というような経験は誰でも1度はあると思います。
そんな時はエアコンをつけたままにして寝たいけど、つけっぱなしで寝ると風邪をひいてしまったり、電気代が高くなってしまうんじゃないかという心配もありますよね？
そこで今回の記事では、寝る時のエアコンはつけたままにした方がいいのか、それとも消した方がいいのかについて解説していきます！
また、寝るときにエアコンをつけたままにするデメリットや、快適な睡眠のために定期的なエアコン掃除の必要性などについても紹介していますので、最後まで是非ご覧になってくださいね。
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＼ 【2024年4月17日更新】 ／
寝る時のエアコンはつけたままがおすすめ
結論から言うと、寝る時はエアコンをつけたままにしても問題ありません。
熟睡する為には体の体温が下がらないと寝付けないので、夏になかなか寝付けないのは体温が下がっていないからです。
熟睡できないと翌日に疲れが残ってしまいますし、何より暑いまま我慢すると熱中症になってしまうリスクもあります。
就寝時のエアコンの設定温度
寝る時のエアコンの設定には最適な温度があるので、まずはそちらを紹介します。
- 冷房時の設定温度：温度26～28度、湿度40%～60%
- 暖房時の設定温度：温度21～23度、湿度40%～60%
冷房を使っている時と暖房を使っている時では、最適な設定温度は多少異なりますが、どちらも湿度は40%～60%くらいの状態を保つと良いでしょう。
その為、梅雨のジメジメした時期などは除湿機能を使うのも効果的です。
また、もしも使用しているエアコンに「快眠モード」や「おやすみモード」がある場合、そちらの機能を使う事で睡眠時に最適な温度や湿度に自動で調整してくれるので、積極的に使う事をおすすめします！
寝る前は低めの温度で部屋を冷やす
真夏の熱帯夜でエアコンの設定温度が28度というのは、人によっては「まだまだ暑い！」と思うかもしれません。
その場合は、寝る前の30分前からエアコンを低めの温度に設定して、部屋を冷やしておくと良いでしょう！
寝る前の30分前から部屋を冷やしておき、寝る時に28度設定にしてそのままエアコンをつけっぱなしで就寝をする事で快適に熟睡する事が出来ます。
風向を設定して睡眠中に風が直接当たらないようにする
エアコンをつけたまま快適な睡眠を得るには、エアコンの風向きにも気を付ける必要があります。
エアコンの風向を下向きにしたまま寝てしまうと、体に風が直接あたって冷えてしまい、快適な睡眠を得る事が出来ません。
その為、就寝時のエアコンの風向は必ず上向きにしておきましょう。
もしもそれでは暑いと感じる場合は、エアコンと一緒にサーキュレーターを使うのが効果的です！
冷たい空気は部屋の下の方に溜まりやすい為、サーキュレーターを使用する事で冷たい空気を部屋全体に循環させる事が出来ます！
寝る時にエアコンをつけたままにするデメリットは？
就寝時のエアコンの設定温度や、寝る前に行っておく事について解説してきましたが、エアコンをつけたまま寝る事によるデメリットは何かあるのでしょうか？
エアコンをつけたまま寝ると風邪をひく？
寝る時にエアコンをつけたままにして風邪をひいてしまったり、翌朝体がだるく感じてしまう時は、睡眠中に体が冷えすぎてしまっている事が原因です。
その為、部屋を冷やすのは眠る前までにして、睡眠中は設定温度を26～28度に設定したり、風量を「自動」か「弱」にして風向は上向きにしておく事で、睡眠中に体が冷えすぎて風邪をひいてしまうのを防ぐ事が出来ます。
不安な場合は、切タイマー設定を活用するのも良いでしょう。
また、エアコンをつけていると部屋が乾燥してしまうので、もしもエアコンをつけたまま寝ると翌朝喉が痛くなってしまう場合は、エアコンと一緒に加湿器を使う事もおすすめです！詳しくは「エアコンをつけると喉が痛い！イガイガする原因とその対策方法は？」の記事で解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみて下さい！
エアコンの乾燥でお困りの場合は、「エアコンは乾燥しやすい暖房器具だった！加湿による対策は必須！？」の記事に加湿などの対策方法の解説が記載されていますので、こちらも併せてご参照ください。
寝る時はエアコンを消さないと電気代が増える？
エアコンをつけたまま寝てしまうと電気代が増えてしまうと思いがちではありますが、エアコンが一番電力を消費するのは電源をオンにしてから部屋が設定した温度になるまでの間です。
その為、寝る前に部屋を冷やして、寝る直前にエアコンを切り、夜中に暑くて起きてエアコンを入れるというような使い方をしていると、電気代もその分多くかかってしまいます。
もしも翌朝起きてからもエアコンを使うのであれば、設定温度26～28度で風量は「弱」のままエアコンをつけっぱなしにした方が、電気代を安く済ませる事が出来るでしょう。
快適な睡眠の為にこんな時はエアコン掃除を
寝る時にエアコンをつけたままにしても、エアコンが汚れていると快適な睡眠をとる事が出来ない場合もあります。
もしも次に紹介する事が当てはまっているようでしたら、まずはエアコンの掃除をしてみる事で解決するかもしれません。
エアコンの温度を下げて風量も強くしないと涼しくならない
設定温度が26～28度では全然涼しくならないという場合や、風量を「強」にしないと風が全然出てこないという場合は、フィルターの汚れが原因の可能性が高いです。
フィルターにほこりが溜まっているとエアコンが上手く部屋の空気を吸い込む事が出来ず、エアコンから排出される冷風の量も減ってしまうので、設定温度を下げて風量も強くしないとなかなか部屋が涼しくなりません。
そうなるとその分電気代も多くかかってしまいますし、部屋が涼しくならないとエアコンをつけたまま寝ても暑いままなので、快適な睡眠の為にも早めにフィルター掃除を行うと良いでしょう。
フィルターの掃除方法は「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」の記事で紹介しているので、ぜひこちらを参考にしながらフィルターの掃除をしてみて下さい！
エアコンのカビによる臭いや体の不調が安眠の妨げになる
エアコンをつけたまま寝ようとしても、カビの臭いが気になってしまったら快適な睡眠を送る事は出来ません。
また、臭いだけではなく、酷い場合はカビが原因で咳やくしゃみなどのアレルギー症状に繋がってしまう事もあり、そういった体の不調が出てしまうとなかなか眠りにつけないと思います。
そうならない為にも、エアコンからカビ臭さを感じた時は、エアコンクリーニング業者に依頼をしてカビを綺麗に清掃して貰いましょう。
カビが無くなれば臭いやカビによるアレルギー症状からも改善され、エアコンをつけたままでもぐっすりと熟睡する事が出来ます。
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また、エアコン内部に生えたカビを自力でなんとかしたい場合は、「エアコンにカビが生える原因は？掃除方法や予防法の対策を解説！」の記事内に、カビの掃除方法や対策方法が紹介されていますので、こちらをご参照ください。
寝る時はエアコンの温度や風量に注意して使えば快適な睡眠に繋がる
今回は、寝る時にエアコンはつけたままにしてもいいのかどうかについて解説をしてきました。また、就寝時にエアコンをつけっぱなしにするデメリットや快適な睡眠のためのエアコン掃除などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
エアコンをつけたまま眠ってしまうと風邪をひいてしまったり、電気代が高くなってしまうのではと思いがちですが、寝る時にエアコンの温度を高めに設定したり、風向や風量に気を付けて使用する事で、快適な睡眠をとる事が出来ます。
ただし、エアコンが汚れていると、高めの設定温度ではなかなか涼しくならなかったり、余計な電気代がかかってしまったり、エアコン内部に溜まったカビのせいで体に不調を感じ、安眠の妨げになる事もあります。
その為、こまめにフィルターの掃除をして、2年以上エアコン内部の洗浄を行っていない場合は、エアコンクリーニング業者に掃除の依頼をする事で、寝る時でも快適にエアコンを使う事が出来ますよ！
