エアコンをフル稼働させる夏場ですが、冷房を使っていると喉が痛くなったり、肌の乾燥が気になったことはありませんか?
特に肌の乾燥や肌荒れは女性にとって天敵ですし、イベントが多い夏だからこそ、乾燥は防ぎたいもの。
そんなクーラーの乾燥は濡れタオルで解決することをご存じでしょうか。濡れタオルを上手に活用することで加湿することができて、乾燥を防ぐことができるんです。
本記事では、クーラーで乾燥してしまう原因や、濡れタオルを使って加湿する方法を詳しく紹介します。
クーラーを使うとなぜ乾燥するのか
そもそも、なぜクーラーを使うと乾燥するのでしょうか。冷房で乾燥する主な原因について紹介していきます。
- 空気の温度が低いから湿度不足になるため
- エアコンから吹き出る風にさらされているため
空気の温度が低いから湿度不足になるため
エアコンの冷房が乾燥する原因の一つとして、空気の温度が低いから湿度不足になり、乾燥しやすくなると言うものが挙げられます。
エアコンの特性で冷房やドライを使う時、部屋の熱を外に放出しようとします。
その際に、一緒に空気中の水分も部屋の外に放出するため、室内の空気中の水分がなくなり、乾燥してしまうことになります。
また、空気には溜め込めることができる水分の限界を表す飽和水蒸気量と言うものがあり、暖かい空気ほど飽和水蒸気量が多く、冷たい空気ほど飽和水蒸気量が少なくなります。
つまり、冷たい空気は同じ湿度でも必然的に乾燥してしまうことを意味します。
冷房の効いた室内の湿度は、1時間で約40%まで下がると言われており、実は真冬の湿度とほぼ同じ状態。
こうした理由により、エアコンをフル稼働させる夏場の空気は冬と同じくらい乾燥する環境にあるのです。
エアコンから吹き出る風にさらされているため
もう一つの理由として、エアコンから吹き出る風にさらされていると、それだけで乾燥しやすくなるというものがあります。
風が吹いて空気が巡るということは、濡れている物の周りにある湿った空気を乾燥した空気と入れ替えることを意味します。
つまり、エアコンの風が吹いていると私たちの体の周りは常に乾燥した状態になり、水分の蒸発も早まるということ。
だからこそ水分を奪われやすくなり、エアコンの冷房を使うと乾燥しやすくなる環境にあるので、きちんとした乾燥対策が必要になってきます。
クーラーの乾燥を濡れタオルを使って解決する方法
クーラーの乾燥問題は、多くの人が直面する一般的な問題です。エアコンを使用する際、特に夏場に部屋が乾燥してしまうことがあります。そんな時、濡れタオルを使うことが一つの解決策となり得ます。
クーラーの乾燥は濡れタオルで手軽に加湿
夏場のエアコンによる室内の乾燥は、多くの不快感を引き起こす原因の一つです。そんな時、簡単にできる加湿方法が、濡れタオルを活用することです。
タオルを水で濡らし、絞った後、部屋の中心部や風が通る場所に吊るすだけで良いのです。例えば、リビングのカーテンレールや寝室のドアハンドルに掛けると効果的です。タオルから蒸発する水分が周囲の空気に広がり、室内の湿度を上げてくれます。
また、扇風機の前に濡れタオルを置くと、より広範囲に湿気を拡散させることができ、即効性があります。
濡れタオルを使って乾燥を防ぎ加湿する方法
濡れタオルを使った加湿方法は、特にエアコンを長時間使用するオフィスや自宅の寝室で役立ちます。この方法の良い点は、手軽でありながら実際に効果が高いことです。水に浸した大きめのバスタオルを使うと、より多くの水分を空気中に放出することができます。
たとえば、大きなバスタオルをバルコニーの手すりや部屋のランプスタンドに掛けることで、効果的に部屋の隅々まで湿度を広げることが可能です。さらに、冬の場合であれば濡れタオルを暖房器具の近くに置くと、暖められた空気が水分を含んで室内を循環するため、乾燥を効率的に防ぐことができます。
これらの方法は、どちらも低コストで環境に優しく、誰でも簡単に試すことができます。また、これらの自然な加湿法は、乾燥が引き起こす肌トラブルや呼吸器系の不快感を軽減するのに役立ちます。
また、冬場も暖房で乾燥しやすい季節ですが、暖房の乾燥による対策法については、「エアコンは乾燥しやすい暖房器具だった!加湿による対策は必須!?」で解説しています。
濡れタオル以外でクーラーの乾燥を防いで加湿する方法
ここからは、濡れタオル以外で、クーラーの乾燥を防ぐ対策法をいくつか紹介していきます。暑い環境は体に良くないので、冷房を使う際は乾燥対策をしっかりしましょう!
- 加湿器を使う
- エアコンを適温に設定する
- 風向き、風量を調節する
- 外気の影響を受けないように対策する
加湿器を使う
エアコンの冷房やクーラーを使う場合、加湿器を併用することで湿度を保持しやすくなります。
エアコンと加湿器の併用が一番手っ取り早く、気軽に行える対処法なのではないでしょうか。
空気の温度が低くなると乾燥することはお話した通りですが、室内を適切な湿度に保つことで、空気中の水分量のバランスがよくなり、乾燥予防に繋がります。
理想の湿度は40~50%と言われており、この数値以下になると肌や喉の痛みに繋がる乾燥トラブルを招く可能性が高くなるので注意しましょう。
ちなみに加湿器を置く際は、窓から遠ざけ、室内の中央に置くと水蒸気が拡散しやすくバランスが取れて最適です。
エアコンを適温に設定する
夏の暑さに負けて部屋の温度を過度に低温に設定すると、乾燥だけなく、外との温度差などで体調不良を招く可能性があります。
エアコンを使用するならば、快適に過ごしやすい適温に設定することもポイント。
夏場のエアコンの設定温度は28度を目安にすると、乾燥せずに快適に過ごせる空間を作れますよ。
また、設定温度が上がると飽和水蒸気量も増えるため、乾燥対策にもバッチリなんです。
ただ、猛暑の場合は、設定温度が28度だと、暑いのでは?と感じますよね。
そんな場合は、決して我慢せず室温が28度になるように、エアコンだけでなく、サーキュレーターなどを併用し、湿度コントロールを行うことで室温を保つことができ、快適に過ごすことができます。
なお、電気代の節約になる温度設定については、「エアコンの電気代節約になる温度!料金の高い温度と安い温度を比較!」で紹介しています。
風向き、風量を調節する
冷房の風が直接体に当たることで肌が乾燥したり、喉が痛くなる恐れがあることは上記でもお話しました。
エアコンの冷風を直接体に当たらないように風向きを設定するだけでも乾燥などの症状が和らぐので、エアコンを使用する際は風向きの設定を気にかけてみると良いでしょう。
室内が快適な気温になったら、風量も抑えめにして肌の乾燥を避けるだけでも過ごしやすい空間に変えることができますよ。
また、エアコンの風量が不安定になったりすることもあるかと思いますが、詳しい改善方法については「エアコンの風量が弱い・不安定な原因と今すぐできる改善方法」で解説していますので役立ててみて下さい。
外気の影響を受けないように対策する
エアコンを使うにあたり、外気の熱や冷気が室内に伝わると、設定した温度が維持されにくくなるため注意が必要。
エアコンを効果的に使うためにも、ベランダや縁側にすだれをかけて日光を遮ったり、日が入りやすい窓をカーテンでふさいだりして調整すると効果的です。
そうすることで、設定温度を極端に上げたり下げたりする必要もなくなり、期待する効果を得られやすくなりますので実践してみて下さい。
また、エアコンを稼働させていると、どうしても換気が疎かになりがちなので注意しましょう。
なお、エアコンを使っている際の換気の必要性については「エアコンで換気はできないって本当?エアコンの換気の必要性を解説!」で解説していますので、こちらも参考にどうぞ。
エアコンの冷房で乾燥すると起こるトラブル
エアコンの冷房を使うと乾燥する原因については上記で解説した通りですが、空気が乾燥するとさまざまなトラブルの原因にも繋がりかねません。
ここでは、エアコンの冷房で乾燥すると起こりうるトラブルについて解説します。
エアコンの冷房やクーラーで乾燥すると風邪や肌荒れの原因に
夏にエアコンの冷房やクーラーを使うにあたって、涼しさと切り離せないのが乾燥です。
私たちの体は水分が70%以上と言われており、子供に至っては80%以上が水分と言われています。
水分は私たちにとって非常に大切な要素であり、乾燥は体にとってダメージとなるため、乾燥した部屋で過ごすと免疫力が弱まります。
特に女性にとっては天敵である、肌荒れの原因にも繋がってしまうので注意したい所です。
冷房で乾燥した風に当たり続けると、表面的には粘膜である喉に痛みや炎症を感じやすくなり、喉の痛みやエアコンによる夏風邪の原因になりかねません。
また、冷房による風邪は、乾燥と急激な温度変化の両方が関わっているので、体の冷やしすぎにも注意しましょう。
なお、エアコンをつけると頭痛がする原因や対策については「エアコンをつけるとズキズキ頭痛が…その原因と対策を徹底解説します!」で解説していますので、こちらも参考にして下さい。
ウイルス感染やアレルギー発症の原因にも
ウイルスは温度が低く、空気が乾燥した空間の中で増殖しやすい傾向があります。
エアコンを使用することで空気が乾燥すると、ウイルスが繁殖しやすくなるため、季節を問わず風邪、感染症などを発症するリスクが高まるのはこのためです。
また、エアコン内部が十分に掃除されていない場合、カビ、ダニなどの温床になったり、ハウスダストが溜まる原因に。
その場合、エアコンを使用することでハウスダストやカビ汚れを空気中に放出してしまうため、鼻水や鼻づまりといったアレルギー症状が発生する可能性も。
皮膚のバリア機能が低く、アレルギーを起こしやすいアトピー性皮膚炎の方は、ハウスダストにより皮膚が刺激されることでかゆみや湿疹が出てしまうことがあるので注意が必要です。
エアコン内部のカビでお困りの場合は、「エアコンにカビが生える原因は?掃除方法や予防法の対策を解説!」の記事内で、自分でできるカビの掃除方法や対策を紹介していますので、こちらも是非ご確認くださいね。
エアコンを綺麗な状態で使いたいなら、定期的にエアコンクリーニングをすることで清潔な状態で気持ちよく使うことができるので、少しでもくしゃみやかゆみ、汚れが気になったらプロにエアコンクリーニングを依頼しましょう。
なお、エアコンを付けてると咳が止まらない時の対処法は「エアコンでアレルギーに?冷房を付けると咳が止まらない人の対処法!」で紹介しています。
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クーラーの乾燥は濡れタオルで加湿して解消しよう
この記事では、クーラーで乾燥する原因や乾燥を濡れタオルで解消する方法、そして乾燥のデメリットを紹介してきました。
夏場のエアコン使用は、室内を涼しく快適に保つ一方で、空気を乾燥させがちです。これにより、肌の乾燥、喉や鼻の不快感、さらには風邪のリスクが高まる可能性があります。でも、濡れタオルを用いることで、これらの問題を解決することが可能です。
濡れタオルは、水分が蒸発する際に周囲の空気に水蒸気を放出し、室内の湿度を自然に調整します。タオルをエアコンの風が直接当たる場所や、部屋の中心に掛けることで、最も効率的に湿度を上げることができます。この簡単な方法は、加湿器を使用するよりも手軽で、追加の電力を消費することもありません。
クーラーの乾燥で悩んでいた場合は、ぜひこの簡単な方法を使ってみてくださいね。
また、夏場の冷房は乾燥だけでなく、エアコン内部の湿度が高くなるため、カビや汚れが発生しやすくなる季節でもあります。エアコンにカビ、ほこりを蓄積させないためにも、少しでも汚れが気になり始めたら二年に一度のペースでプロにエアコンクリーニングを依頼するようにしましょう!
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