エアコンの風量を最大にしてつけているのに、「なんだか風量が弱い…」「風が強くなったり弱くなったりする…」「風量が安定しない」など、全然エアコンが効かないなと感じた事はありませんか?
エアコンの風が不安定な時はエアコンの故障を疑ってしまうと思いますが、故障の他にもいくつかエアコンの風力が弱くなってしまう原因があり、その部分を改善すれば風量も元に戻り快適に使えるようになるかもしれません。
そこで今回は、エアコンの風量が弱くて不安定になってしまう原因と、風量が弱いと感じた時に今すぐ出来る改善方法について紹介していきます!
また、エアコンの風量で電気代は安くなるのかの解説や風量が弱くなるのを防ぐ予防法、さらに、風量が弱いと感じたエアコンをプロの業者にエアコンクリーニングしてもらった体験談もありますので、最後まで是非お読みになってくださいね。
エアコンの風量が強くなったり弱くなったりする主な原因
エアコンの風は、フィルター⇒熱交換器⇒ファン⇒吹き出し口の順番で風が通っていきます。
エアコン内部で風が循環される過程のどこかに問題があると、風量が強くなったり弱くなったり、最大にしても吹き出される風量が弱いまま変わらないなどといった不具合が生じる場合があるのです。
そこでまず初めに、エアコンの風量が不安定な時に考えられる主な原因について紹介します。
- エアコン内部の汚れ
- 室外機が原因
- エアコンの部品の経年劣化
- エアコンの部品の故障
それぞれの原因の詳細を解説していきます。
風力が弱い・不安定な時の最も多い原因はエアコン内部の汚れ
エアコンの風力低下の原因の中でも、最も多い原因は「エアコンの汚れ」です。
エアコンをずっと使用していると、月日の経過と共にエアコン内部にはどんどんほこりやカビなどの汚れが溜まっていってしまいます。エアコン内部のカビは「エアコンにカビが生える原因は?掃除方法や予防法の対策を解説!」の記事でも説明していますが、素人ではなかなか完全に取り除くのは難しいです。
エアコン内部の汚れが溜まると、上記でも説明した風の循環に問題が生じてしまい、それにより吹き出される風量が強くなったり弱くなったり、不安定になってしまうのです。
汚れを放置しすぎて風量が弱くなったエアコン
さらに、エアコン内部に汚れが溜まっていると、風量が弱くなってしまうだけではなく、アレルギー性鼻炎や気管支喘息など体に悪影響を与えてしまったり、風が弱くて全然部屋が冷えないのに電気代だけは高くなってしまったりと、多くのデメリットしかありません。
私も、夏前のクーラーの付け始めで、鼻水が止まらなくなったことがあり、エアコン内部を調べてみたらカビがびっしり…。慌ててエアコン掃除業者に連絡をしてエアコンクリーニングをしてもらった経験があります。
室外機が原因で風量低下の可能性も
エアコン掃除をしたばかりで汚れは溜まっていないはずなのに風量が弱いという時は、室外機も確認してみましょう。
室外機は元々屋外に設置するものなので、雨風や汚れには強いように作られていますが、想像以上に汚れてしまっているとエアコンの効き具合にも影響が出てしまうのです。
さらに、室外機の周りに何か物が置かれていたり、直射日光が当たっていると室外機が上手く機能せずに、エアコンの効きが低下してしまう事があります。
エアコン室外機の掃除については、「エアコンクリーニングで室外機掃除も必要?どんな時掃除すべきなのか」の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてご参照くださいね。
エアコンの部品の機能悪化と故障による風力低下
エアコン本体や室外機が汚れている訳でもないのに、風量を強にしても強くならない場合は、エアコンの部品の劣化や故障の原因が考えられ、主に故障している可能性が高い部分は「ファン」と「センサー」です。
エアコンのファンは風を作り出すエンジンの役割をしているので、ファンの機能が低下したり故障していると強い風を作り出せなくなり、風量が低下する原因になります。
また、センサー機能が不具合を起こしている場合でも、正しい情報をエアコン本体が検知しなくなってしまうので、場合によっては風量を上げる事が出来なくなってしまう事もあるのです。
エアコンの汚れや室外機の周りに異常はないのに風量を上げられない時は、エアコンの部品が故障してしまっている可能性が高いので、修理業者やメーカーに問い合わせをして新しい部品に交換してもらいましょう。
また、ドレンホースに異物が混入し風量が弱まっている可能性もあります。ドレンホースが詰まってしまうと水漏れの原因などにもなりますので、心当たりのある方は「エアコンのドレンホースは掃除すべき?季節の変わり目にすべきこと」の記事もご確認ください。
エアコンの風量が弱いと感じた時の改善方法
エアコンの風が弱い原因が故障だとしたら、修理を依頼するかエアコンを新しく買い替える必要があります。
しかし、エアコンの故障ではなくエアコンの汚れなどが原因だった場合は、ここでご紹介する改善策が参考になると思いますので、順番に紹介していきます。
- フィルター掃除
- 室外機周りを見直す
- エアコンクリーニングをする
改善方法を見直してエアコンの風量を正常に戻していきましょう。
フィルター掃除で不安定な風量を改善
風量が強くならないほとんどの原因は、フィルターに汚れが詰まっていて空気の吸い込みが悪くなっている事が原因なので、フィルター掃除をするだけで不安定だった風力が回復する場合が多いです。
エアコンのフィルター掃除はとても簡単なので、頻度としては2週間に1度くらいで行うと効果的です。
さらに、フィルター掃除をすると風量が改善するだけではなく、約5%の節電効果もあります。
その為、もしもずっとフィルター掃除をしていなくて風量が不安定で困っている場合は、「エアコンのフィルター掃除を自分でやる方法を詳しく解説」の記事を参考にして、ぜひフィルター掃除をしてみて下さい!
室外機の周りを見直して風量改善
風量が変わらない原因が室外機にあった場合は、室外機を綺麗にしたり、周りにある物を移動させてスペースを空け、出来るだけ風通しを良くしてスムーズに空気が循環できるようにする事をおすすめします。
また、室外機が直射日光に当てられていた場合もエアコンの効きが悪くなってしまうので、その場合は日よけシートなどを使って室外機に直射日光が当たらないように工夫しましょう。
室外機を掃除する際の方法や、汚れたまま放置する悪影響などについては「エアコンクリーニングで室外機掃除も必要?どんな時掃除すべきなのか」の記事でまとめているので、こちらもぜひチェックしてみて下さい!
エアコンクリーニングをプロ業者に依頼する
エアコンクリーニングは、エアコンを分解して高圧洗浄機などを使用し内部のカビやホコリを洗い出してくれるサービスです。
素人ではエアコンの分解が難しく故障の原因などにも繋がりやすいので、専門の機械や洗剤などを使用してくれるプロのエアコン掃除業者に依頼するようにしましょう。
私が実際にプロに頼んでエアコンクリーニングをしてもらったときは、風量も見違えるように変わりエアコンから出る風のニオイも気にならず、清潔で清々しい風が吹き出て感動しました。
次の項目では、実際にプロの業者にエアコンクリーニングを依頼した体験談をご紹介していきます。
風量が安定しないエアコンをプロの業者に掃除して貰った体験談
私の部屋のエアコンですが、エアコン掃除を5年以上放置していたせいで、風量を強にしても全く風の強さが弱いまま変わらず、風が強くなったり弱くなったりかなり不安定な状況で、さらに付けるとツーンとしたニオイが出ていました。
カバーを外して内部を見ると真っ黒なカビがびっしり生えていて、これは素人には無理だと思いプロのエアコンクリーニング業者にエアコン掃除を依頼してみたんです。
下記の画像がそのエアコンですが、フィルターにもエアコンの内部にも大量のほこりが溜まり、私は部屋でもタバコを吸う為、エアコン全体にヤニ汚れがびっしりと付着しています。
風量が低下している原因の汚れをしっかり洗い流してくれた
エアコンクリーニング業者のスタッフが到着したら、まずは内部の汚れもしっかり落とす為にエアコンを分解していきます。
エアコンのカバーを外してみると、フィルターやファンだけではなく、熱交換器の部分にもヤニ汚れがびっしりと溜まっていました!
5年間溜まりに溜まった汚れの量は凄まじく、洗剤を吹きかけただけで汚れが雫になってポタポタと垂れていくのが分かりました。
洗剤を汚れに浸透させている間に、風力低下の一番の原因であるフィルターの汚れもしっかり洗浄してくれて、洗剤が浸透したのを確認したら、高圧洗浄機で内部の汚れを一気に洗い流していきます!
高圧洗浄作業中に水が流れ落ちるバケツを確認すると、高圧洗浄を始めたばかりなのにすでに大量のほこりやヤニ汚れが汚水となって溜まっていました!
エアコンクリーニングで低下していた風力が回復
エアコンクリーニングの全ての作業が終わり、作業前と作業後のビフォーアフターを見比べると、フィルターや熱交換器に溜まっていた汚れは綺麗さっぱり無くなっています!
では汚れが落ちた事により、低下していた風力はどうなったのでしょうか?
今まで風量を強にしても弱いまま変わらず風がまばらなエアコンでしたが、エアコンクリーニング後に運転させたところ、掃除前とは比べ物にならない強い風力でエアコンが動き出しました!
エアコン内部の掃除を市販のスプレーを使って自分で行ったり汚れを長年放置してしまうとエアコンの故障に繋がり、今度は故障が原因で風力が低下してしまう場合があります。
その為、自分で掃除をするのはフィルターの汚れだけにして、エアコン内部の掃除はプロのエアコンクリーニング業者に任せるようにしましょう!
2年に1度くらいの頻度でエアコンクリーニングを依頼しておく事で、風量も不安定にならず快適にエアコンを使う事が出来ますよ!
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エアコンの風量が不安定になる事を防ぐ予防方法
エアコンの風量が安定しない原因は、主にフィルターやエアコン内部の汚れが原因です。
そこで次に、風力低下の原因となる汚れが、エアコンに溜まりにくくなる使い方について説明していきます。
- こまめに部屋の換気をする
- 必要な時間だけ運転する
- 送風機能を活用する
普段の心がけ一つで、エアコンの風量を安定させる予防ができます。それぞれの詳細を解説していきますね。
こまめに部屋の換気をする
エアコンの内部やフィルターに汚れが溜まりにくい環境にするには、エアコンをつける前に部屋の換気を行うようにしましょう。
エアコン稼働前に部屋の換気をしておく事によって、部屋の空気中に舞っているほこりが外に排出されるので、エアコン内部にほこりやカビが溜まりにくくなるのです。
換気の必要性については「エアコンで換気はできないって本当?エアコンの換気の必要性を解説!」で更に詳しくお話しているので、こちらもチェックしてみて下さい。
エアコンは必要な時間だけ運転させる
長時間外出する時や、就寝時などは、エアコンの電源を切っておくかタイマー機能を活用して必要な時間だけエアコンの運転をさせましょう。
エアコンを稼働させていると、空気を吸い込む際にどんどん部屋中に漂っているほこりを吸い込んで、フィルターに汚れが溜まっていってしまいますが、エアコンの稼働時間が減ればその分空気中のほこりをエアコンが吸い込む事もありません。
ただし、数分程度の外出や、少し自室から離れる時までこまめにエアコンの電源を切っていると、次にエアコンをつけた時に電気代も多くかかってしまうので注意が必要です。
エアコンにかかる電気代については「エアコン掃除で電気代が安くなる?驚異の節約術!」の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にして下さい。
エアコンの送風運転を活用しよう
エアコンの「送風」機能を使用したことがないという方も多いのではないでしょうか。
送風運転は、部屋の換気ができたり、エアコン内部のカビの繁殖を防いでくれたり、電気代を節約できたりとさまざまなメリットがある機能なんです。
送風運転の機能をうまく活用し、カビを防いで、エアコンの風量が安定するようにしていきましょう。
エアコンの送風機能に関しては、「エアコンの送風とは?電気代に除湿との違いなど仕組みや使い方を解説」の記事内で詳細を解説していますので、こちらも併せてご確認くださいね。
エアコンの風量で電気代が変わる?
エアコンを使用する際に、最近高騰している電気代は気になるところですよね。
多くの方が温度設定に注目しがちですが、風量の設定によっても電気代に大きな差が出ることがあります。
特に、暑い夏や寒い冬にエアコンを効率良く使う方法を知ることは、快適な室内環境を保ちつつ、電気代を抑えるために役立ちます。
エアコンの風量設定は自動設定がおすすめ!
エアコンの電気代を節約するには、適切な風量設定にする必要があります。
風量には「微風」「弱」「中」「強」「自動」などの設定がありますが、電気代を最も節約できるのは「自動」設定です。
なぜ「自動」設定がよいのかというと、エアコンが室内の温度を設定温度に調整する際に最も電力を消費するからなのです。
初めは室温と設定温度の差を埋めるために「強風運転」を行い、設定温度に達した後は必要最小限の電力で温度を維持するために「微風運転」に自動的に切り替えます。この自動調整機能により、エアコンは最も効率的に運転し電気代の節約につながるのです。
風量設定を「弱」や「微風」にして運転すると、設定温度に到達するまでに時間がかかり、その結果、余計な電気代がかかることがあります。
エアコンの最適な設定は?
エアコンを効果的に使用して快適な室内温度を保ちつつ、電気代も節約する方法について解説します。
夏季の冷房と冬季の暖房、それぞれの設定に最適な温度と風量の設定方法を見ていきましょう。
夏季:冷房モードの設定
夏場の冷房時には、設定温度を26~28度に保つことが節電に効果的です。
この温度範囲は、快適さとエネルギー効率のバランスが取れているとされています。加えて、風量は「自動運転」に設定するようにしましょう。
これにより、エアコンは室温と設定温度との差に基づいて風量を調整し、効率的に冷却することができます。初めは強い風で素早く温度を下げ、適切な温度に達した後は、必要最小限の風量で室温を維持してくれます。
冬季:暖房モードの設定
冬場の暖房では、設定温度を20度にすることが、節電と快適さを保つために最適な設定です。
この温度は、室内を暖かく保ちながらも、不必要なエネルギー消費を抑えるのに役立ちます。こちらも風量は「自動運転」に設定します。エアコンは室内温度を効率よく目標温度に近づけ、達成した後はエネルギーの使用を最小限に抑えて温度を維持します。
このように、エアコンの設定温度と風量を適切に管理することで、エネルギーの消費を抑えつつ、年間を通じて快適な室内環境を維持することが可能となります。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごしながら、電気代の節約も実現できます。
【まとめ】エアコンの風量が不安定だと感じたら故障を疑う前にエアコン掃除をしよう
今回の記事では、エアコンの風が強くなったり弱くなったり、不安定な原因や風量を安定させるための改善方法・予防方法、エアコンの風量と電気代についてを解説して記事にまとめましたがいかがでしたでしょうか。
また、実際にエアコンの風量が弱くなりエアコンクリーニングをプロに依頼した体験談もご紹介いたしました。
エアコンの風が全然出なかったり、風力が強くなったり弱くなったりで不安定だなと感じたら、エアコンが故障している可能性もありますが、まずはエアコンの汚れや室外機の状況を確認してみて下さい。
エアコンの内部やフィルターが汚れていた場合は、その汚れが原因で風量が弱くなっている可能性が高いです。
フィルター掃除は自分でも簡単に行う事が出来ますが、エアコン内部まで自分で掃除しようとすると故障やさまざまな危険があるので、エアコン内部の掃除はプロのエアコンクリーニング業者に依頼する事で、風量が弱くなっている原因のカビやほこりを完璧に取り除いてくれます!
エアコンクリーニングは2年に1回の間隔で定期的に行う事で、節電効果やエアコンが長持ちする秘訣にも繋がる為、ぜひ日頃から心掛けてみましょう。
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また、全国のエアコンクリーニング業者を比較し、ランキング形式で紹介している「【最新】エアコン掃除業者比較!おすすめランキング&割引情報」の記事もありますので、こちらも是非ご参考にされてみてくださいね。